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[新設] 在宅中に楽しく読める服飾系トリビア

[新設] 年度別流行/服飾史(在宅中に楽しく学習可)


 

1994年(平成6年)の流行/服飾史

 
 
文化/出来事

  • 流行色=際立って目立った流行色はなし
  • 流行ファッション=中世的な服装を特徴とする「フェミ男」ブームが到来。代表格は武田真治といしだ壱成。
  • 流行商品=ピタT(ちびT)・・・・・いしだ壱成などが着用していた、かなりピタッとしたサイズのTシャツの事
  • パリコレにファッション映画「プレタポルテ」のロケが入り、世界的なデザイナー達が実名で登場。日本人では三宅一生氏が劇中に登場
  • 低迷中のGUCCIスタッフとして1990年から働いていたアメリカ人のトム・フォードが同メゾンのクリエイティブ・ディレクターに就任。この出来事によりGUCCIは急激な復興を遂げる事となる
  • モータースポーツのF1にて、ファッションブランドをメインスポンサーとするベネトン・フォードのミハエル・シューマッハがワールドチャンピオンに輝いた。これにより、日本におけるベネトンの人気・知名度がさらに高まる
  • 2月に開催されたリレハンメル冬季五輪の日本選手団公式ユニフォームを森英恵がデザイン
  • 秋に日本で開催されたアジア競技大会の日本選手団公式ユニフォームを芦田淳がでデザイン
  • 東京モード学園が「クリスチャン・ラクロワ奨励賞」を制定
  • ミラノコレクションブランド・MOSCHINOの創業者であるフランコ・モスキーノが突然死

 
 
ビジネス
 

  • ユニクロが中国地方で好調のファーストリテイリングが広島証券取引所に上昇
  • のちに大物経営者として活躍する事となる石川康晴氏が、岡山にて「CROSS」というセレクトショップを6月にオープン

 
 
雑誌/モデル

  • パリコレやミラコレにてスーパーモデルブームがピークに近づく。一方で、ギャラの高騰が少しずつ問題に
  • モデル分野では、カーヴィーなボディラインとは対照的な「ウェイフモデル」と呼ばれる、やせこけた雰囲気のモデルが台頭。その筆頭はケイト・モス
  • クリステン・マクメナミ―、イヴ・サルベイユなどの中性的な雰囲気のモデルも台頭

 
 
 
 

1994年度の主な賞受賞者

 

第12回 毎日ファッション大賞

大賞=山本耀司(Yohji Yamamoto)・・・・・1986年(第4回)以来、8年ぶり・2回目の受賞。三宅一生や川久保玲氏などと共に世界的なデザイナーとして絶頂期を迎えていた

新人賞=津村耕祐(ケイゼル)・・・・・・イッセイミヤケグループの若手デザイナー。この年にブランドでパリにデビュー。その後も幾つかのブランドを立ち上げて国内外で活躍する事となる

第68回 装苑賞

高橋玲

第11回 オンワード新人デザイナーファッション大賞

稲垣信子

第6回 ANDAM賞(フランス)

viktor&rolf・・・・・2人の男性デザイナーデュオ(Viktor HorstingとRolf Snoeren)によるブランド。受賞後、パリコレのオートクチュール&プレタポルテで大活躍。

第23回 ベストドレッサー賞

宮本亜門(学術・文化部門)

ラモス瑠偉(スポーツ・芸能部門)

中井貴一(スポーツ・芸能部門)

山口智子(女性部門)

など

第11回 ベストジーニスト賞

一般選出部門=木村拓哉、内田有紀

協議会選出部門=北沢豪、田中律子、安達祐実

 
 

1994年当時に活躍していた主な日本のデザイナー

 
 

海外

高田賢三(KENZO)

森英恵(HANAE MORI)

島田順子(JUNKO SHIMADA)

鳥居ユキ(YUKI TORII)

三宅一生(ISSEY MIYAKE)

川久保玲(COMME DES GARCONS)

渡辺淳弥(JUNYA WATABANE COMME DES GARCONS)

山本耀司(YOHJI YAMAMOTO)

コシノジュンコ(JUNKO KOSHINO)

コシノミチコ(MICHIKO LONDON)

田山淳朗(ATSURO TAYAMA)

阿部尋一(JIN ABE)

津村耕祐

松島正樹(MASAKI MATSUSHIMA)・・・・この年にパリコレデビュー

国内

芦田淳

君島一郎

安部兼章

金子功

大川ひとみ

丸山敬太

大西厚樹・・・・当時のRUPERTデザイナー

志村雅久

花井幸子

宇治正人

小西良幸

芦田多恵

中野裕通

コシノヒロコ・・・・・・前年にパリコレから一時撤退してから国内で活躍

高橋盾(UNDERCOVER)・・・・・この年に東京コレクションにデビューした裏原宿系ブランド

NIGO(BAPE)

 
 

1994年当時の主な人気海外ブランド

 

パリ系

CHANEL

カール・ラガーフェルド

Christian Dior

HERMES

イヴ・サンローラン

VALENTINO

VIVIENNE WESTWOOD

ロメオ・ジリ

Chloe・・・・・デザイナーはカール・ラガーフェルド

クロード・モンタナ

ソニア・リキエル

ジャンポールゴルチエ

ティエリー・ミュグレー

マルティーヌ・シットボン

シャンタル・トーマス

ミッシェル・クラン

ジャック・ファット

セルッティ

ヘルムートラング

JC de カステルバジャック

クレージュ

ミラノ系

Armani

GUCCI

PRADA

Versace

DOLCE&GABBANA

ベネトン

 
 
[Fashion Channel公式ch内映像]
シャネル1994-95AWパリコレ映像(川原亜矢子も出演)

 
 
[Fashion Channel公式ch内映像]
ヨウジヤマモト1994-95AWパリコレ映像

 
 
 
 

1994年に活躍していたモデル

 
 

海外

川原亜矢子(1971年生まれ)・・・・・シャネルのカール・ラガーフェルドに発掘され、この年の秋に開催された1994年春夏シーズンにモデルとして大ブレイク。シンディをはじめとするスーパーモデルの仲間入りを果たした

宮本はるえ(1969年生まれ)・・・・・・世界各地で活躍。

アン・ミカ

一戸美夏・・・・・ヨウジヤマモトのパリコレで活躍

国内

田中久美子

宮本はるえ

あきら

藤本祐

高橋奈々枝

一戸美夏・・・・・国内でも東京コレクションで活躍

田辺あゆみ・・・・・雑誌モデル(SEVENTEEN)を経て、180cm近い身長を活かしてコレクション分野のモデルとして活躍し出した

長谷川理恵・・・・・・CanCamモデルとして大活躍

吉川ひなの・・・・・当時中学3年生。この頃は東京コレクションのモデルとしても活躍していた

佐藤康恵

りょう

外国人(世界のコレクションで活躍)

シンディ・クロフォード

クラウディア・シファー

リンダ・エヴァンジェリスタ

クリスティー・ターリントン・・・・・この年を最後に一旦モデルを休業

ナオミ・キャンベル

ヘレナ・クリステンセン

ナジャ・アウアマン

アンバー・ヴァレッタ

エヴァ・ハーツィゴヴァ

クリステン・マクメナミ―

カレン・マルダー

ケイト・モス(1974年生まれ)

トリッシュ・ゴフ(1976年生まれ)

イリーナ・パンタエヴァ・・・・・・川原亜矢子に続いて世界でブレイクしたアジア系モデル

 
 
 

 

 

 
 
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