銀面(ぎんめん)と肉面(にくめん)
銀面(ぎんめん)とは?
grain
「銀面」とは、"ぎんめん"と読み、
意味は、「毛と表皮を取り除いた、真皮の表面(表側)」というような意味。
この表側の皮を表の生地として使用するのが「バックスキン」や「ヌバック」。
日本皮革産業連合会HP内の「銀面」「真皮」の部位がわかる図があるページ
http://dictionary.jlia.or.jp/minnano/detail.php?id=288
肉面(にくめん)とは?
flesh side
「肉面」とは、"にくめん"と読み、
意味は、「はいだ動物の皮における、筋肉と接していた皮の内側の面」のこと。
銀面(皮の外側)の対義語。
この内側(裏側)を表の生地として使用するものは「スエード」が有名。
*英語で言う場合、日本皮革産業連合会HPの公開資料によると
「flesh side」と書く。
flesh= (動物の)肉
side= 面
でそのままの意味。
関連用語
- 表皮(ひょうひ)= 真皮の外側にある最も外にある層
- 真皮(しんぴ)= 表皮のすぐ内側の部分(表皮と皮下組織の結合組織)
- 皮下組織(ひかそしき)= 皮膚(表皮・真皮)の下の結合組織
- 皮膚(ひふ)= 表皮、真皮、皮下組織から成る
- 皮革(ひかく)= 真皮をなめしたもの
- なめす= 動物からはいだ皮から脂肪を除去したり薬品で処理して耐久性、柔軟性などをもたせる工程
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