ゲージとは?
ゲージ(gauge)とは、
一定寸法内の編み目の細かさを表す(編み機の針の数を表す)単位で、
その数値によって生地のきめ細かさ、粗さ、厚みなどが表される。
【基本的な計算方法】
具体的には1インチ(2.54cm)四方の生地の中に、
何本の編み針(ニードル)があるかで計算される。
なお、単位としては通常「G」と略されて表記される。
- 5本の針が入っている場合=5G
- 10本の針が入っている場合=10G
- 15本の針が入っている場合=15G
値が低いほど一定距離内の針の数が少ないことを表すため、
粗い(&分厚い)生地であることを示し、
値が大きくなるほど細い(&薄い)生地であることを示す。
[その他、参考になる資料]
島精機製作所の用語解説(実例画像あり)
http://www.shimaseiki.co.jp/irj/company/vocabulary.html
関連用語
ローゲージ (コースゲージ)
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粗い編み目のおおざっぱな雰囲気の生地。 具体的には5Gから6Gくらいまでの生地を指す。
別名はコースゲージ。
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ミドルゲージ |
ローゲージとハイゲージの中間に位置する生地。 具体的には6Gから10Gくらいまでを指す。
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ハイゲージ (ファインゲージ) |
細かい編み目の生地のこと。 具体的には12G以上くらいの生地を指す。
別名はファインゲージ。
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*「編み機」の構造、「編み針(ニードル)」あたりに関しては、
他の資料やサイトの画像・映像でご確認ください。
■YouTube「小高莫大小工業株式会社」チャンネル ニットの編み機 【横編機】 【丸編機】
1948年創業の東京都の企業、小高莫大小工業株式会社のYouTubeチャンネル内の映像。
ゲージやニードルのことがよくわかる貴重な映像。
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