紡績糸とフィラメント糸
紡績糸(ぼうせきし)とは?
紡績糸=
読みかた・ふりがなは「ぼうせきし」が正しく、「ぼうせきいと」ではない。
英語でいうと
「スパン・ヤーン(spun yarn)」もしくは「ステープルヤーン(staple yarn)」
*「スパン(spun)」とは、英語で「紡いだ(つむいだ)」というような意味。
「紡績糸」とは、
短繊維(staple fiber)を紡いで作られた糸のこと。
毛糸・綿糸などが代表的な存在。
フィラメント糸とは違い、羊毛や綿といった短繊維は単体(1本)では短くて長い糸を作れないため、
複数の短繊維を束ねて、撚りをかけて(ひねって)紡いでいくことにより、一本の長い糸になる。
フィラメント糸(ふぃらめんとし)とは?
フィラメント糸=
読みかた・ふりがなは「ふぃらめんとし」が正しく「ふぃらめんといと」ではない。
英語でいうと
「フィラメント・ヤーン(filament yarn)」
*ヤーンとは「糸」の意味。
「フィラメント糸」とは、
長繊維(filament fiber)を使用して作られた糸のこと。
絹糸などが代表的存在。
長い糸を束ねただけで、撚り(ひねり)がかけられていない場合が多い。
なお、この「フィラメント糸」の太さに関する単位の名前が「デニール」。
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