メリヤス(目利安/莫大小)とは?
「メリヤス」という、
よく聞く繊維業界用語ながらなんなのかわかりづらい語句とは、
大まかな意味合いは「ニット/編み物」もしくは「靴下」と同じ意味で、
英語では"knit wear"という語句が該当する語句。
*google翻訳では、メリヤスを英訳すると"Knitting"となるものの、
Knittingとは日本語にすると"編み物"という意味。
日本ではニットという語句が定着する前から、
昔から「メリヤス工場」といった語句があることで有名。
漢字では「目利安」といった漢字があてられる。
定義としては
「編み機などで編まれた、1本の糸の絡み合いで作られた生地」
となり、糸を絡ませることがない"織物"とは対極の存在で、
基本的に伸縮性に優れるのが特徴で、伸縮性のない糸で編んでも構造上の特徴によって伸縮性が発生。
メリヤスとニットの意味の違いとは?
前述通り、
Knit
という完全な英語が定着する前は、
「編み物=メリヤス」
であったため、基本的にはほぼ同義語。
そして、「メリヤス=死語(もう使われない古い言葉)」といった状態。
細かい違いや微妙な違いに関しては諸説あるので、
気になる場合は他の詳しいページを参考にしてみてください。
(メリヤス=靴下、と解説されているような例もあり)
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