1961年(昭和36年)の流行/服飾史
文化/出来事
- 長く日本で映画の衣装デザイナーとして活躍したのち休養入りした森英恵は1月、友人のモデルのすすめもあり、長期のパリ旅行に向かった。現地で生前のココ・シャネルやその弟子達にブティックにて"シャネルスーツ"を作ってもらい、感銘を受ける
- 休養中の森英恵は、この年の夏にパリに続いてNY旅行に向かった。現地で日本の商品や文化作品が粗末に扱われている事を知り、日本の地位向上に向けて海外で勝負していく事を決意した。
- 文化服装学院を母体とする文化出版局が雑誌「ミセス」を創刊
- パリモード界のトップデザイナーであるピエール・カルダンが、文化服装学院の名誉教授に就任
- 兵役のために1960年に2代目ディオールデザイナーの座から辞していたイヴ・サンローランは、その後、精神的な問題により軍隊からも離脱。そんな中でパートナーのピエール・ベルジェと共に自身の名を冠した「イヴ・サンローラン」ブランドを創設した
- 東京のドレスメーカー女学院に初めての男子生徒が入学
- この年に公開されたオードリー・ヘップバーン主演映画「ティファニーで朝食を」を通じて、実在するジュエリーブランドのTiffany&co.に関する注目度が上昇
主な賞受賞者
第5回 FEC賞 | 平田暁夫・・・・この栄誉ある賞を受賞した事をきっかけとして、翌年からパリに3年間滞在する事になる |
---|---|
装苑賞 | 第8回 高田賢三 第9回 鹿間弘次 第10回 真島紀代子 |
この年に活躍した国際的モデル
- 松田和子
- 松本弘子
[サイト全体メニュー]
[令和メニュー]
[平成メニュー]
[昭和メニュー]
[簡易情報(60's)]