1975年(昭和50年)の流行/服飾史
文化/出来事
- 流行色=オリーブ、カーキ
- YUKI TORIIの鳥居ユキが、パリコレデビューする(その後、30年以上に渡って参加し続ける事となる)
- 前田徳子(現TOKUKO 1er VOLデザイナー)がフランスに渡る。その後、現地のトップブランド・DOROTHEE BIS社にてスタッフとして活躍する事となる
- パリにて高田賢三や三宅一生がどんどん活躍し出す。それによって彼のショーのミューズである山口小夜子(当時25歳)にもスポットが当たる
- 島田順子(現JUNKO SHIMADAデザイナー)がフランスにて「キャシャレル」に入社したのがこの年。のちに同メゾンのチーフデザイナー(男女両部門&キッズ)として活躍するようになる
- 赤文字系雑誌の先駆けである「JJ」が別冊女性自身という扱いで、この年に創刊
- 1980年代にパリで一世を風靡する事となるクロード・モンタナはこの年にパリデビューを果たした
- 川久保玲のコムデギャルソンが東京で初めてのショーを開催
- 1965年から10年に渡ってNYでビジネスをしてきた国際デザイナーの森英恵はこの年、モナコ公国のグレース・ケリー(エルメスのバッグ"ケリー"の由来)からの誘いを受け、現地でショーを開催した。このショーのあと直接日本には帰らず、パリでもショーを行った中、NYから拠点を移してパリで活動する事を目指すようになった。
- 1960年代にピエール・カルダンの専属モデルとしてパリで活躍した松本弘子(引退後はパリで生活)が、フランス版VOGUEのスタッフに就任
ビジネス
- 丸井の創業者である青井忠治氏(当時の会長)が8月に死去
- ジョルジオ・アルマーニ社がこの年に自身の会社を設立し、その後、ミラノコレクションで活躍し出す
1975年度の主な賞受賞者
- 装苑賞
- 第37回装苑賞 出本正彦
- 第38回装苑賞 羽根久美子
- 第4回 ベストドレッサー賞
- 三笠宮寛仁(学術・文化部門)
- 石原慎太郎(学術・文化部門)
- など
1975年当時の主なパリコレ参加ブランド
- クリスチャン・ディオール・・・・・当時のデザイナーはマルク・ボアン
- イヴ・サンローラン
- Chloe・・・・・・当時のデザイナーはカール・ラガーフェルド
- ティエリー・ミュグレー
- エマニュエル・ウンガロ
- GIVENCHY
- ジャンルイ・シェレル
- キャシャレル
- ソニア・リキエル
- KENZO(高田賢三)
- ISSEY MIYAKE(三宅一生)
- KANSAI YAMAMOTO(やまもと寛斎)
- アンヌ・マリー・ベレッタ
- JC de カステルバジャック
- ドロテビス(DOROTHEE BIS)・・・・・前田徳子がスタッフとして活躍する事になるのはこのブランドの事。デザイナーはジャコリーヌ・ヤコブソン
- エマニュエル・カーン
- BREZIN
- クリスチャン・オジャール
- YUKI TORII(鳥居ユキ)
- クロード・モンタナ・・・・大型新人
1975年に活躍した主な国際的モデル
- 山口小夜子
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