1985年(昭和60年)の流行/服飾史
秋にNYでプラザ合意が成立し、為替相場は変動制の時代に
文化/出来事
- 流行色=モノトーン系・・・・・DCブランドブームに関連
- 流行服装=DCブランド系ファッション・・・・・・全盛期
- ショー開催時期がバラバラだった東京でのショーの状況を是正するため、多数の日本人トップデザイナー達が力を合わせ、CFD(東京ファッションデザイナー協議会)という東京コレクション統括組織が発足
- 新生・東京コレクションが開催され、東京拠点のブランドでなく海外コレクションで活躍する日本人デザイナーのブランドもコレクションに参加
- 1972年から13年間に渡って世界的なモデルとして活躍したきた山口小夜子はこの年をもって国際舞台から引退。翌年以降は国内で幅広く活動するようになる
- この年から、若手デザイナー向けの賞「装苑賞」は年1回の開催に
- イタリアのカジュアルブランドが既存のF1チームを買収し、翌1986年からベネトンBMWとしてF1に参戦する事が決定
- ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナの二人が「DOLCE&GABBANA」を創設
- ジルサンダー(ドイツ人女性)による「JIL SANDER」はこの年からパリコレではなくミラノに参加
- 「SAILORS(セーラーズ)」という原宿系キャラクターブランドが、国民的アイドルグループ"おニャン子クラブ"着用がきっかけでブレイク
- コシノジュンコが中国国内で、同国史上最大規模のファッションショーを開催
1985年度の主な賞受賞者
第3回 毎日ファッション大賞 | 大賞=高田賢三(KENZO)・・・・・1970年代前半からパリにて活躍してきた国際的日本人デザイナーの草分け。当時、世界最高ランクのプレタポルテ系デザイナーの一人。 新人賞=津森千里(I.S)・・・・イッセイミヤケ系ブランドのデザイナーとして東京で活躍 企画賞=ワコール 特別賞=株式会社新装大橋 |
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第57回 装苑賞 | 西鷹ヒデアキ |
第2回 オンワード新人デザイナーファッション大賞 | 木舗美弥子 |
第14回 ベストドレッサー賞 | 柴田恭兵(スポーツ・芸能部門) 松尾雄二(スポーツ・芸能部門) 桂文珍(特別賞) 叶和貴子(特別賞) など |
第2回ベストジーニスト賞 | 一般選出部門=藤竜也、浅野温子 協議会選出部門=森進一、浅井慎平、橋本龍太郎 |
1985年当時の主な世界的ブランド
パリコレ系 | シャネル カール・ラガーフェルド クロエ イヴサンローラン クリスチャン・ディオール VALENTINO クロード・モンタナ・・・・・当時全盛期だったブランド ティエリー・ミュグレー ソニア・リキエル ジャンポール・ゴルチエ KENZO イッセイミヤケ ヨウジヤマモト コムデギャルソン JC deカステルバジャック アズディン・アライア シャンタル・トーマス ジャン・コロナ [その他のパリコレ参加日本ブランド] ハナエモリ、カンサイヤマモト、ジュンココシノ、ヒロココシノ、ユキトリイなど |
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[FASHION CHANNEL公式ch内]
モスキーノ1985-1986AWミラコレ映像
1985年当時に活躍していた主なモデル
海外で活躍した日本人 | 山口小夜子・・・・・この年に国際的な活動にピリオドを打つ 秀香 富樫トコ |
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国内 | 山根龍史 などなど |
海外スーパーモデル | イネス |
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