1979年(昭和54年)の流行/服飾史
文化/出来事
- 流行色=パステルカラー等
- この年から原宿の歩行者天国に「竹の子族」と呼ばれる奇抜な服装で踊る若者が出没しはじめる(ピークを迎えるのは翌1980年の事)
- 若い女性層の間でニュートラ・ハマトラブームが起きる
- 第一次オイルショック(1973年)から立ち直った日本ながら、この年には中東における産油量の減少に伴って第二次オイルショックが起きて再び経済が低迷
- パリコレトップデザイナーの山本寛斎はこの年、NYコレクションに参加
- 文化服装学院の敷地内に地上8回建の「遠藤記念館」がオープンし、高田賢三・コシノヒロコ・コシノジュンコなどの著名卒業生が参加するショーが開催された
- アメリカのファッション業界新聞「WWD(1910年)」の日本版であるWWD JAPANが春に創刊
- 1818年に創業したアメリカ最古のブランド「ブルックスブラザーズ」はこの年、日本に進出する形で海外事業をスタートさせた
1979年度の主な賞受賞者
- 装苑賞
- 第45回装苑賞 加藤明実
- 第46回装苑賞 堀口尚愛
- 第8回 ベストドレッサー賞
- 盛田昭夫(政治・経済部門)
- 糸川英夫(学術・文化部門)
- 吉行淳之介(学術・文化部門)
- 西條秀樹(スポーツ・芸能部門)
- 小林繁(スポーツ・芸能部門)
1979年当時の主な世界的人気ブランド
パリ系 | KENZO・・・・・・高田賢三のブランド イヴサンローラン クリスチャン・ディオール ISSEY MIYAKE・・・・・三宅一生のブランド HANAE MORI・・・・・・森英恵のブランド KANSAI YAMAMOTO・・・・・山本寛斎のブランド GIVENCHY ニナリッチ ピエール・バルマン ジャン・ルイ・シェレル エマニュエル・ウンガロ ギ・ラロッシュ シャネル・・・・・創業の死去後、この時期のCHANELは低迷中 [その他の日本関連パリコレブランド] ジュンココシノ、ユキトリイなど |
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1979年当時に活躍した主なモデル
- 山口小夜子(当時30歳)
- 富樫トコ(当時22歳)・・・・・この年に海外デビューしてファーストシーズンから活躍しはじめた
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