1973年(昭和48年)の流行/服飾史
オイルショックの影響を多き受けた一方で、
日本人デザイナー/モデルの海外進出が本格化してきた年
文化/出来事
- 第一次オイルショックが起き、消費が冷え込む
- 1960年代半ばからパリで活躍していた高田賢三と、元GIVENCHY/ギラロッシュの主要スタッフである三宅一生がこの年にパリコレ初参加
- 高田賢三と三宅一生の国際デビューと共に、ショーのミューズとして当時23歳の日本人モデル・山口小夜子がパリで本格的に活躍し始める
- 1960年代後半からスタイリストなどとして活動してきた女性・川久保玲がコムデギャルソンを設立
- 文化服装学院にて高田賢三やコシノジュンコと同窓生だった金子功が「PINK HOUSE」をスタート
- コシノ3姉妹の末っ子であるコシノミチコは姉2人と常に比較される事を嫌がり、日本を離れて渡英。ロンドンでの活動をスタートさせた
- パリモード界で第二次大戦前に大活躍したイタリア出身のエルザ・スキャパレリが死去
1973年度の主な賞受賞者
- 装苑賞
- 第33回装苑賞 加藤徹
- 第34回装苑賞 吉羽恒夫
- 第2回 ベストドレッサー賞
- 佐藤栄作(政治・経済部門)
- 二谷英明(スポーツ・芸能部門)
- 生沢徹(スポーツ・芸能部門)
- 尾崎紀世彦(スポーツ・芸能部門)
- など
- その他
- 花井幸子がFEC賞を受賞
1973年当時の主な世界的ブランド(パリ系)
- クリスチャン・ディオール
- イヴサンローラン
- VALENTINO
- GIVENCHY・・・・・三宅一生がアシスタントデザイナーとして活動していたブランド
- エルメス
- ギ・ラロッシュ・・・・・こちらも、三宅一生の元勤務先
- シャネル
- ピエール・カルダン
- ソニア・リキエル
- クロエ
- LANVIN
- [新人] KENZO(高田賢三)
- [新人] ISSEY MIYAKE(三宅一生)
1973年当時に活躍していた主なモデル
- 山口小夜子(1949年生まれ)
[サイト全体メニュー]
[令和メニュー]
[平成メニュー]
[昭和メニュー]
[簡易情報(60's)]