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[新設] 在宅中に楽しく読める服飾系トリビア

[新設] 年度別流行/服飾史(在宅中に楽しく学習可)


 

1998年(平成10年)の服飾/流行史

 
創業140年以上のLouis Vuittonがプレタポルテに参入した年
 
 
文化/出来事

  • 主な流行色=ダークグレー
  • 流行商品=ユニクロのフリース・・・・・1900円という衝撃の安さも話題に
  • ミラノコレクションで、平山祐介などの長身の日本人モデル達が活躍し出す
  • メンズノンノ系モデルが海外コレクションにて活躍(リヒト/ARATAなど)
  • 短髪の日本人モデル・ユカリオが海外コレクションで活躍
  • 秋にユニクロが遂に東京(原宿)に進出し、激安フリースジャケットが爆発的に売れ始めた
  • エルメスの新たなデザイナーにベルギー出身のマルタン・マルジェラが就任
  • セリーヌの新デザイナーにマイケル・コース(アメリカ人)が就任した年
  • 1854年創業のカバン系高級ブランド「ルイ・ヴィトン」はアメリカ出身の若きデザイナー、マーク・ジェイコブスを招聘して遂にプレタポルテの世界に進出。パリコレデビューを果たした。
  • 5年連続でベストジーニストの一般選出部門に選ばれた木村拓哉は、5連覇をきっかけに殿堂入りし、次回から選考対象から外れることに。
  • ファッション通販雑誌「Look!s」が創刊
  • 毎日ファッション大賞に続いてFEC賞を受賞するなどNYコレクション参加の小西良幸(ドン小西)はデザイナーとしてピークを迎える。一方で日本のビジネスをほったらかしているうちに、窮地に立たされる事となった。
  • 英国人スーパーモデルのステラ・テナントがモデル引退を表明(その後復帰する事となる)

 
 
デザイナー交代劇

  • アルベール・エルバスがイヴサンローラン・リブゴーシュ(プレタポルテ部門のこと)のディレクターに就任。一方でクチュール部門は創業者が仕事を継続

 
 

1998年度の主な賞受賞者

 

第16回 毎日ファッション大賞

大賞=滝沢直己(ISSEY MIYAKE MEN)・・・・1993年に創業者からイッセイミヤケのメンズ部門を任されたかの活動を評価されての受賞。なお、この翌年となる1999年には三宅一生氏の引退により、メンズだけでなくレディース部門も任される事になった。

新人賞=中川正博・LICA・・・・・20471120のデザイナーデュオ。東京やパリで活躍

鯨岡阿美子賞=長沢節・・・・・数々の一流デザイナーを輩出してきたセツ・モードセミナーの主宰者

特別賞=塚本幸一(ワコール会長)・・・・・・この年に亡くなった、アンダーウエア業界の功労者

FEC賞

小西良幸・・・・・NYコレクション参加2年目

その他、新人の丸山敬太氏も受賞している模様(公式プロフィール参考。ただし詳しい受賞部門は不明)。

第72回 装苑賞

佐藤功

第15回 オンワード新人デザイナーファッション大賞

エレーヌ・ビュイジンヌ

第10回 ANDAM賞(フランス)

Gaspard Yurkievich(ギャスパー・ユルケビッチ)

jerome dreyfuss

isabelle ballu

benoit meleard

■この当時の細かい部門分けはANDAM公式サイトに情報なし

第27回 ベストドレッサー賞

田崎真也(学術・文化部門)

三国連太郎(スポーツ・芸能部門)

内藤剛(スポーツ・芸能部門)

川口能活(スポーツ・芸能部門)

吉川ひなの(女性部門)

など

第15回 ベストジーニスト賞

一般選出部門=木村拓哉、吉川ひなの

協議会選出部門=小錦八十吉、田中眞紀子、和田アキ子

特別賞=黒澤明

 
 

1998年当時の主なコレクション参加ブランド

 

パリコレ

シャネル(by カール・ラガーフェルド)

クリスチャン・ディオール(byジョン・ガリアーノ)

ルイ・ヴィトン・・・・・・・・創業から144年の時を経て、パリコレに初参加。これを機にパリコレの勢力図がどんどん変化し始める

ジョン・ガリアーノ

ビビアンウエストウッド

クロエ(by ステラ・マッカートニー)

セリーヌ

ジバンシィ

ドリスヴァンノッテン

アンドゥム・ルメステール

マルティーヌ・シットボン

HANAE MORI(森英恵)

KENZO(高田賢三)

コムデギャルソン(川久保玲)

ヨウジヤマモト(山本耀司)

ジュンヤワタナベ(渡辺淳弥)

アツロウタヤマ(田山淳朗)

イッセイミヤケ(by 三宅一生)

イッセイミヤケ・メン(by 滝沢直己)

ZUCCA(小野塚秋良)

コスチューム・ナショナル・・・・・この頃はミラノではなくパリに参加

イザベル・マラン

セルッティ 

ヴェロニク・ブランキーノ

クリストフ・ルメール

JUNKO SHIMADA(島田順子)

KEITA MARUYAMA TOKYO PARIS(丸山敬太)

YOICHI NAGASAWA(永澤陽一)

KOJI TATSUNO(立野浩二)

MASAKI MATSUSHIMA(松島正樹)

ミラノ系

ジョルジオ・アルマーニ

エンポリオ・アルマーニ

GUCCI

PRADA

MIUMIU・・・・この時期はパリではなくミラノに参加

Versace

FENDI

ETRO

ドルチェ&ガッバーナ

D&G・・・・・当時存在していたセカンドライン

JIL SANDER

モスキーノ

MAX MARA

SPORTMAX

BLUMARINE

アンナ・モリナーリ

アレッサンドロ・デラクア

ナルシゾ・ロドリゲス

NY

小西良幸・・・・・前年に引き続きNYコレクションに参加

 
 
 
[FASHION CHANNEL公式ch]
KENZO1999年春夏パリコレ映像(1998年秋開催)

 
 
[FASHION CHANNEL公式ch]
CHANEL1999年春夏パリコレ映像(1998年秋開催)

デヴォン青木のほか、日本人モデル・ユカリオも3分30秒頃に登場
 
 
 

1998年に活躍した主なモデル

 
 

海外

田辺あゆみ

ユカリオ・・・・・春の1998AW・秋の1999SSと、2シーズン連続でパリコレのシャネルに出演

SAWA

松井大典

平山祐介

前川泰之

RIKIYA

リヒト

ARATA

未希

国内

川原亜矢子・・・・・この年から拠点を日本に移し、モデルのほか女優として活動するようになった。それにより知名度が急上昇

田辺あゆみ

ユカリオ

伊勢谷友介

リヒト

ARATA

長谷川理恵・・・・・石田純一氏に関する報道は過熱していき、さらに知名度が上昇。その一方で雑誌としてはCanCamからOggiに移籍。

海外スーパーモデル

ケイト・モス

ナオミ・キャンベル

シャローム・ハーロウ

デヴォン青木・・・・・・・カール・ラガーフェルドのお気に入りモデル

 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
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