1965年(昭和40年)の流行/服飾史
森英恵がNYに進出し、高田賢三や三宅一生も海外での修行を開始した年
文化/出来事
- 長く国内で衣装デザイナーなどとして活躍してきた森英恵は、この年にNYにて大規模なショーを開催。パリで活躍する3人の国際的モデルもショーに参加。このショーを大成功させ、以降欧州に進出するまで約10年間に渡るNYでのビジネスがスタートした
- この年に「バンタンデザイン研究所」が東京の恵比寿地区にて創設される
- 前年に船でフランスに渡った高田賢三は、半年という滞在期限を撤回し、パリに留まってこの年からパリで本格的にデザイナーとしての活動をスタートさせた
- 多摩美術大学出身の三宅一生はこの年に渡仏。現地・パリでの修行生活をスタートさせた。
- セツモードセミナー出身の吉田ヒロミはこの年に渡仏し、日本人として初めてオードリー・ヘップバーン愛用ブランドとして有名な「GIVENCHY」に入社。(その後、三宅一生もこのメゾンで働く事になる)
- GIVENCHYで働きだした吉田ヒロミは最上級顧客のオードリー・ヘップバーンなどを担当しだした
- 前年にパリのクロエのデザイナーに就任したカール・ラガーフェルドはこの年から、ミラノ系ブランド「FENDI」との協業もスタートさせる
- 故サルヴァトーレ・フェラガモの長女であるフィアンマ・ディ・サンジュリアーノ・フェラガモがハンドバッグ事業、次女のジョビアンナ・ジェンティーレ・フェラガモがウェアコレクションの発表を開始。(靴専業だったFerragamoの事業が多角化)
賞受賞者
- 第17回装苑賞 中山保子
- 第18回装苑賞 渡辺信泰
1965年に活躍した国際的モデル
- 松田和子
- 松本弘子・・・・・ピエール・カルダン専属モデル
- 高島三枝子・・・・・イヴ・サンローラン専属モデル
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