1982年(昭和57年)の流行/服飾史
文化/出来事
- 流行色=黒をはじめとするモノトーンカラー
- 流行した服装=黒服系ファッション
- コムデギャルソンとヨウジヤマモトの国内外での人気アップに連動し、国内の大都市には黒服系の若者が溢れるようになった。彼ら彼女らは「カラス族」と称され、この年の流行語・流行文化となる
- コシノ3姉妹の長女であるコシノヒロコが、イトキンの支援を受けてパリコレに進出(次女のジュンコは既に1978年から参加)
- 秋に、クロエとFENDIで活躍してきたカール・ラガーフェルドがパリの老舗ブランド・CHANELのデザイナー(オートクチュール分野)のデザイナーに就任する事が決定
- 1980年代後半にパリにて一世を風靡する事となるアズディン・アライアがこの年にNYコレクションデビュー。
- マガジンハウスが雑誌「ポパイ」のガールフレンド誌として「Olive(オリーブ)」という媒体を創刊
- 山本耀司がパリコレに続いてNYコレクションに進出
1982年度の主な賞受賞者
- 装苑賞
- 第51回 装苑賞・・・・・佐藤恵美子
- 第52回 装苑賞・・・・・津村耕祐(のちに世界的デザイナーとして活躍する事となる新人)
- 第11回 ベストドレッサー賞
- 村松友視(学術・文化部門)
- 藤田敏八(学術・文化部門)
- 原辰徳(スポーツ・芸能部門)
- 堺正章(スポーツ・芸能部門)
- ビートたけし(特別賞)
1982年当時の主な世界的ブランド
パリコレ系 | クリスチャン・ディオール イヴサンローラン VALENTINO KENZO ISSEY MIYAKE ティエリー・ミュグレー クロード・モンタナ ジャンポール・ゴルチエ LANVIN ジバンシィ ドロテ・ビス クロエ JC de カステルバジャック シャネル・・・・・この時期までは低迷していた [その他のパリコレ参加日本ブランド] ハナエモリ、ユキトリイ、ジュンココシノ、ヒロココシノ、コムデギャルソン、ヨウジヤマモト、カンサイヤマモトなど |
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[FASHION CHANNEL公式ch内]
ヨウジヤマモト1983SSパリコレ映像(1982年秋開催)
[FASHION CHANNEL公式ch内]
ジャンニ・ヴェルサーチ1983SSミラコレ映像
1982年当時に活躍していた主なモデル
- 海外コレクションで活躍した日本人
- 山口小夜子(当時33歳)
- 秀香(当時33歳)
- 富樫トコ(当時25歳)
- 林マヤ(当時24歳)・・・・・・この年あたりからパリで活躍するようになった個性派モデル
- 海外スーパーモデル
- イネス・・・・・・この頃はまだCHANELとの契約前
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