カフスの意味と種類
カフス(カフ)の意味とは?
カフス(カフ)とは、
ワイシャツなどのシャツにおける、袖口の布のこと。
基本的に、腕や胴体を覆う布地より分厚く頑丈に作られており、
いくつかの種類が存在する。
ダブルカフスとは?
「ダブルカフス」とは、
例えば基本的な襟周りの布が、てっぺんで一度折り返すことによって
2重の布地になっているのと同様に、
袖口でいったん折り返すことによって袖が2重布の状態になっている袖口(袖布)のこと。
そして、このタイプのカフスの場合は、
通常の縫い付けてあるプラスチックのボタンではなく、
「カフスボタン(カフリンクス)」と呼ぶ金具を使って、この分厚い袖を留める形になるのが基本的な特徴。
また、シャツとカフスボタンが別売りの場合もあるので、
その場合は別途カフスボタンを購入する必要あり。
実例画像を見たい場合はこちらから検索してみてください。
1万品以上の該当品あり
ダブルカフスの袖を留めるのに必要なカフスボタン(カフリンクス)とは、こんな感じ。
アクセサリーの一種でもあり、一部高級ブランド商品は1つで数万円するものもあり。
ダブルカフスの形状のカフスボタンの取り付け方がよくわかる映像
シングルカフスとは?
「シングルカフス」の意味とは、
ダブルカフスのように、カフスの布が2重になっているのではなく、
1重の形で、縫い付けてあるボタンによって袖を留める形の袖口(袖布)のこと。
カフスボタン(カフリンクス)を使用することはできない。
ネルシャツ、デニムシャツをはじめたカジュアルシャツは基本的にこの形式。
実例画像を見たい場合はこちらから。
*こちらもダブルカフスと同じくらいたくさんの該当品が出てきます。
コンバーチブルカフスとは?
Convertible cuffs
コンバーチブル・カフスとは、
「Convertible」という語句が
"可変"
"切り替えられる"
といった意味である通り、備え付けの基本的なボタンで袖を留めるほか、
備え付けボタン横に大きな切込みがあってカフスボタンを使って袖を留めることもできる、
「両方対応」のカフスの種類で、布は1重のためシングルカフスの一種。
実例が見たい場合はこちらから。
その他のマイナー種類
ターンナップカフス (ダブルカフス系) |
ダブルカフスの一種と思われるものの、 通常のダブルカフスのようにカフスボタンを使って袖を留めるのではなく、 内側の布同士を備え付けボタンで留める形のカフスの種類。
|
ファーカフス (素材を分類する語句) |
毛皮製のカフス |
各主要カフスの比較
項目 | シングルカフス | ダブルカフス | コンバーチブル カフス |
袖布の 重ね枚数 |
1重 | 2重 | 1重 |
カフスボタン の利用 |
不可 | カフスボタンのみ 使用可能 (通常ボタンなし) |
可能 (両方対応) |
備え付けボタン (最初から布に 縫い付けられている ボタンの有無) |
あり | なし |
あり |
採用されている 主なシャツ種類 |
各カジュアルシャツ ワイシャツ |
ワイシャツ | ワイシャツ |
楽天での 該当品 (メジャー度) |
約1万品 | 約1万品 | 約2500品 |
楽天内のワイシャツ売上ランキング
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