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[新設] 在宅中に楽しく読める服飾系トリビア

[新設] 年度別流行/服飾史(在宅中に楽しく学習可)


ボタンの種類

 

まずはじめに

 
まずはじめに、
「ボタン(Button)」とは、
 
主に左右が分かれたトップス&アウター系商品に対して、
上から下までチャックにて左右をしめるのではなく、
様々な形状・形式の留め具でしめる際に使われる、「留め具」の総称。
 
左右の生地のしめるためのボタンに関しては、
片方の生地に穴が開いていて留め具でしめる形式や、
両方に金属系の凹凸ボタンがついていて左右をドッキングさせる形式、
片方にひもがついていてもう片方についた留め具をひもにひっかけてしめる形式などがある。
 
 
トップス商品やアウター商品のほか、
袖(そで)やシャツのポケットなどにも用いられる。
 
 
 

スナップボタンとは? - snap butto

 
「snap」とは、
"ふたなどが、パチン(カチッ)と閉まる"
"パチンと鳴らす"
といったような意味がある。
 
 
そしてスナップボタン(snap button)とは、
凸凹の2個セットになっていて、
主にジャケット、ジャンパー、ベストなどの左右の生地において
左右にボタンが付いていて、
ポチンと留める形で使われる金属系のボタンのこと。
 
 
 

タックボタン(tack button)とは?

 
"tack"とは、
「鋲(びょう)」「留め金」などといったような意味。
 
そしてタックボタンとは、
画鋲(画鋲)を太くした感じ、もしくは平たいキノコのような形をしたボタン。
ジーンズのウエスト部分などで主に用いられる。
 
 
[縫い付けられ方]
糸で縫いつけられて使用されるボタンとは違い、
このボタンは、言葉での説明がなかなか難しいものの、
生地表側の平たいキノコのような金具に空洞があり、
生地裏側からクギのようなものをトンカチを使って生地を貫通させて通し、
空洞を埋めて生地に固定するような取り付けられ方をする。
 
ネットの手芸店で市販されている商品画像にて、取り付けられかたがわかる商品あり。
 
 
 

糸で生地に縫い付ける系のボタン(ジャンル不明)

 
スナップボタンやタックボタンとは違い、
ボタンの中央に2つの穴が空いていて、
その2つの穴に糸を通してボタンを生地(布)に縫い付け、
例えばそれが左右分かれたシャツの右側の生地に縫い付けている場合、
反対側の左側の布には、ボタンを通すための切れ目がついていて、
「ボタン + 切れ目」の形で留めるのに使われる様々なボタンの種類。
 
 

  • ブラボタン(プラスチックボタン)・・・・・プラスチック製のボタン
  • ウッドボタン・・・・・木製のボタン
  • メタルボタン・・・・・金属製のボタン
  • 貝ボタン(シェルボタン)・・・・・貝を削って作ったボタン
  • 革ボタン(レザーボタン)
  • 樹脂ボタン

 
 
 

ダッフルボタン

 
 
ダッフルコートにて用いられる、動物の角(つの)のような形をした細長いボタン。
 
この特殊なボタンに関しては、ダッフルコートにて用いる場合、
 
左右両方に何段かの輪っか状のひもがついて、
片方のひもの先端にダッフルボタンを取り付け、
もう片方の輪に通してコートを固定する。
 
 
 

カフスボタン(カフリンクス)

 
cuffs button
 
cuffとはシャツ類の袖口のこと。
 
そして、カフスボタン(cuffs button)とは、
ワイシャツなどのカフス(袖口)の穴に通して取り付ける、
装飾性を兼ね備えたアクセサリー的なボタン(留め具)のこと。
「カフリンクス」「カフリンク(cuff link)」ともいう。
 
単品で販売されているが、
ワイシャツのカフスの穴のタイプによっては、カフスボタンを取り付けることはできず、
あらかじめ糸で生地に縫い付けられている通常のボタンでしか留めることができないタイプもあり。
 
 
 
ワイシャツ通販ozieさんのYouTubeチャンネル内のカフスボタンのつけ方映像

 
 
 

その他

 
 

  • くるみボタン(包みボタン、カバーボタン)・・・・・ボタン本体に布などを被せたボタンのこと。
  • 鼓ボタン
  • チャイナボタン

 
 
*以下は少数派。
詳しく知りたい場合は他の資料をご覧ください。
 
 
 
 
以下はスナップボタンに近い、生地に取り付けられる金属金具。
YKKスナップファスナー社HP参考
 
 

  • リベット・バー(Rivet Burr)・・・・・ジーンズなどにほつれ防止のために付けられるほくろorお灸のような凸型の金具
  • アイレット・ワッシャー・・・・・通気孔やひもを通す目的で生地に取り付けられるもの

 
 
 
 

 

 

 
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