暖パン(warmpants)
ユニクロが販売して以降、各メーカーが同じようなものを販売し始めており、
楽天市場の検索キーワードランキングでも上位にランクインしている、
「暖パン」
とはいったい何で、
ダウンパンツとはどう違うのか?、
特徴や定義は何なのか?、
といった情報。
なお、あいまいな部分もある新種の語句なので、
ちょっとした間違いがありましたら修正させていただく場合がありますがご了承ください。
「暖パン」とはなんのことか?
簡単な一行説明=
「暖パン」とは、商品ジャンル名ではなくユニクロのウォームパンツのブランド/シリーズ名or総称のこと
詳しい説明
「暖パン」とは、
このような商品ジャンルの繊維製品はおそらく存在せず、
ユニクロが秋冬シーズンに販売している、
暖かさに関する技術を色々と盛り込んだ暖かいパンツ商品類のシリーズ名/総称、
もしくはブランド名といった存在の語句。
多分、「ブランド名」といった感じではなく「シリーズ名」「総称」といった表現が一番近いと思われます。
(ユニクロが「暖パン」という語句を商標登録しているのかどうかは不明)
性別的には、男女両方、そしてキッズも対応。
そして、オンラインストアの「暖パン」販売カテゴリの
アドレスは「/danpan/」ではなく「/warmpants/」のため、
由来は単純に「ウォームパンツ(暖かいパンツ)」の略語と思われます。
イージーパンツ系、ジーンズ系、トレーニング系など様々なタイプあり。
購入はこちらから
2016-2017AWのキャンペーン映像
ダウンジャケットのボトム版「ダウンパンツ」の略語ではないのか?
ダウンジャケットに力を入れているメーカーとして有名なユニクロながら、
2016年時点では何故かダウンジャケットのパンツ版である
「ダウンパンツ」
は一切製造していないらしく、
「暖パン」
商品内にダウン(水鳥の暖かい羽毛)の中綿を使用したパンツ商品はなし。
なので、「暖パン」は2016年時点では「ダウンパンツ」の略語ではなく、
ダウンパンツとは無関係。
ただし、今後「暖パン」シリーズ商品の中でダウンを使用した商品が誕生する可能性はあり。
[ダウンパンツを買いたい場合は?]
ダウンパンツという商品は、アウトドアメーカーの「モンベル」や
ダウン商品専門の日本のメーカー「NANGA」あたりが有名で評判が良いようです。
各メーカーの直営通販のほか、モール内でも正規品の販売あり。
どんな暖かい技術が盛り込まれているのか?
2016年時点の技術情報。
タイプ | 概要 |
ブロックテックパンツ [防風性特化] |
表地と裏地の間に、「防風フィルム」を挟み、 冷風を防いでくれる。 さらに裏地が起毛素材のフリース製なので、基本的に暖かい。
なお、「防風フィルム」というものが挟まれているものの それによりパンツの伸縮性が悪くなることはなく、 ストレッチ性も高いそうです。
主に風の強い日や、冬の防風地帯在住者向け。
また、ベルトあり&リブなしの通常タイプのほか、 腰回りがベルトなしのゴム系&裾もゴムで絞られている スポーツ系の「ジョガーパンツ」というタイプや、 表地がスウェット素材の部屋着系タイプもあり。
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ヒートテックピンチ [暖かさが持続]
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発熱・保温技術の「ヒートテック」素材を用いたもの。 裏地も起毛されていて暖かく、 履いた瞬間から足腰を暖かく包み込む。
1.スリムフィットタイプ ビジネスシーンでも履けそうなスラックス系タイプ。 ユニクロが実施した実験でも気温10度湿度60%という環境下で 同社のチノパンツを履くより明確に暖かいことが証明済み。
2.ジーンズタイプ ヒートテックデニム生地を使用したデニム系商品
全体的な価格帯は 「ブロックテック」商品よりやや高め。
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ボアスウェットパンツ [もこもこ系]
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「裏ボア」採用のもこもこタイプ。 「裏ボア」とは、中綿の中に暖かい毛が入っている形ではなく、 暖かい羽毛が裏地においてむき出しになっていて、 毛が直接肌に当たるタイプの裏地。
商品画像を見ていても、羊などのもじゃもじゃの毛が 直接肌に当たっているかのような感じ。 もしくはじゅうたんの表面を足に巻き付けている感じ。
ただし、スウェットパンツなので、 ビジネスシーンなどでの着用は不可。
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ユニクロ以外のメーカー品に関して
近年、
ユニクロの「暖パン」の人気に便乗して国内の様々なメーカーが
同じようなものを作っていて各社がより暖かいロングパンツの開発の競争をしている状況となっており、
消費者からもユニクロをきっかけに暖かいパンツ(ウォームパンツ)の需要が一気に高まっているため、
楽天市場にて
冬季に「暖パン」というキーワードがモール全体のキーワードランキングでも
上位に入るほど人気が沸騰しているようです。
ただし、やはりユニクロが「暖パン」という語句を商標しているのか、
モール内では「暖パン」とユニクロそのままの名前を名乗っているケースは少なめながら、
「暖パンツ」
「極暖パンツ」
「極暖パン」
「暖パンっ」
など、名前が酷似した商品がたくさんあり。
そして、ページのどこかに「暖パン」というキーワードを入れているため、
「暖パン」と検索しても大量の格安ウォームパンツが見つかる状況となっています。
ただし、ユニクロは楽天には出店していないので、
本家ユニクロの「暖パン」正規品は販売はなし。
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