Side-C(サイドシー)
服飾業界の誰もが部位の名称を名付けて来なかった部位。
そのため、この部位を表す単語は服飾分野の専門辞書にも掲載されていない。
(熊切氏発案の独自呼称)
2018年にパリコレデザイナーの熊切秀典氏(beautiful people)が
この部位に注目した創作活動を行っていく事を決め、
それに際して「Side-C」と名付けた。
具体的には
- 表地=Side-A
- 裏地=Side-B
という概念のもと、
「表地と裏地の間にある内側の空間/袋状の部分」
の事を「Side-C」と名付けた。
【Side-C】
— beautiful people 公式 (@bp_officialsite) September 24, 2020
beautiful people 独自のものづくりの考え方「Side-C」
表と裏の間の袋状の存在、普段は洋服の内部に隠れていて意識することがない空間に注目することで生まれた、新しい仕立ての考え方と型紙設計のアイデア。
表=Side-A(A面)/ 裏=Side-B(B面)/ 表と裏の間=Side-C(C面)#SideC pic.twitter.com/xrf9AqYblP
例えばワンピース商品において、
このSide-Cに胴体を突っ込んでしまうのは間違った着方。
しかし、"Side-C"をフィーチャーした作品作りをする事により、
裏・表などの概念がなくなり、
Side-Cを表地として着るなど様々な被り方をすることにより、
- 2WAY(リバーシブル)
- 3WAY
を遥かに超える、最大20通り以上の着方が出来るように。
この"Side-C"をフィーチャーした型紙作りを特色とする
創作活動が高く評価され、熊切氏は2020年秋に「毎日ファッション大賞」を受賞するに至った。
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