【袖・襟のひだ飾り】 フリル、ラッフル、フリンジ
フリルとは?
一行説明=
ブラウスなどの装飾として定番となっている、細長く基本的に幅が狭いシワシワな布飾り。
詳しい説明
フリルは英語で「frill」と書く。
【意味】
「洋服のひだ飾り」という意味。
日本語でもそのまま「フリル」と呼ばれる。
主にブラウスのいずれかの場所につけられるウエーブ状の細長い装飾布で、ブラウスの装飾の定番になっている。
布の細さは基本的に幅は狭く、ラッフルに比べて飾り布な意味合いが強く、
衣類だけでなく、様々な服飾商品の飾りとして用いられる。
基本的に婦人服向けの装飾であり、メンズ商品においてはこの装飾はほぼ見られない。
【外観をわかりやすく説明すると】
エリマキトカゲの顔周りについているヒラヒラした皮膚のような感じ。
【主にフリル装飾がつけられる部位(ブラウスに関して)】
- 襟周りに横方向につく
- 両肩に縦方向につく
- ボタンの両側に縦方向につく(前開き商品に関して)
【主なフリル付き商品】
- フリルブラウス
- カーディガン
- ソックス
- スカート
- フリル付きショートパンツ
- フリル付き傘・・・・・傘の端につけられる
- 財布
- バッグ
- サンダル
ラッフルとは?
簡単な一行説明= ブラウスの袖や襟周りなどに縫いつけた、ぺプラム的な幅広のひだ布(ひだ飾り)。
詳しい説明
ラッフルは英語で「ruffle」と書く。
そして、ruffleとは「洋服の襟元や袖に縫いつけた幅広のひだ」というような意味。
フリルと比べて幅広く、袖につけると半袖シャツのようになり、
ドレープ感のあるぺプラムを袖に付けた感じに近い。
袖に付く場合は「ラッフルスリーブ(ラッフル袖)」と呼ばれる。
バッグや財布、傘など様々な婦人向け服飾製品にフリルが施されるのに対し、
ラッフルは飾りというより布という側面が強いため衣料品での活用がもっぱらで、
その中でもブラウス系商品の袖にて用いられるケースが多い。
【外観をわかりやすく説明すると】
ぺプラムの袖版のような感じ(袖に付ける場合)。
【ラッフルが縫い付けられる主な部位】
- 袖(そで)
- 襟周り
【ラッフルと名がつく主な商品】
- ラッフルスリーブブラウス
- ラッフルスリーブワンピース
フリルとラッフルの違い
*以下は実際の市場流通品を比較したデータです。
*定義があいまいな部分がありますため、もし微妙な定義の誤りが発覚しましたら修正させていただきます。
フリル
■基本的に布幅が細い(5cm以内)
■ぺプラム的なラッフルに比べてかなり波打ったシワシワな感じの外観
■衣料だけでなく、財布、バッグ、傘、靴下など様々な服飾商品にて用いられる
■幅狭のため、袖に付けても袖というよりも飾りといった感じになる
ラッフル
■基本的に布幅がフリルよりも幅広い(10cm前後)
■シワシワなフリルに比べて波がゆるやかでドレープ感があるタイプが多い
■用途が様々なフリルに比べてブラウス系商品の袖で用いられるケースが多い
■幅広のため、ラッフル袖にするとそれだけで半袖商品になる
[まとめ]
幅の広さや、シワシワ感、用いられる部位の傾向に違いあり。
[その他の装飾] フリンジとは?
簡単な一行説明=
マフラーやストールの両端などによく見られる、ひも状の装飾のこと
詳しい説明
フリンジとは「fringe」と書く。
【意味】
fringeとは、「房飾り」というような意味で、
房飾りとは言われず日本語でもそのまま「フリンジ」と呼ばれる、
主にマフラーやストールの両端の装飾として用いられる、ひも状の装飾のこと。
基本的に冬用の首輪り系商品にばかり見られる装飾で、
それ以外はあまり多く見られないが、バッグにつけられたり、
女性用シャツの裾などにつけられる場合もあり。
*マフラーといった市販のミニひたおり機でも簡単に作れる単純な構造の商品は、
人工的な飾りというより、はたおり機でマフラーを作り終え、
両端のたて糸を切ってはたおり機から生地を離すと、自然とフリンジのような装飾になる。
【主なフリンジ付き商品】
- マフラー
- ストール
- バッグ
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