ダウンジャケットとダウンブルゾンとダウンプルオーバーの違い
似ていて何が違うのかわからないダウン系トップス商品、
- ダウンジャケット
- ダウンブルゾン
- ダウンプルオーバー
の形や特徴の違い情報。
ダウンジャケット
dawn jacket
「ダウンジャケット」とは、
低価格系だとユニクロ、高級系だとモンベルなどが有名な冬を代表する防寒着で、
水鳥の保温性の高い羽毛(=ダウン)を中綿として入れた、
主にナイロン系素材のジャケット商品のこと。
デザインは基本的にシンプルで、
袋が付属してあれば、小さな袋の中にかなり小さく収納でき、
他の重量の思い防寒トップス商品より楽に携帯できる事も特徴。
そして、一般的には同じようなデザインのダウン商品と比較すると、
- フードが付いたもの=ダウンパーカ
- 袖なしのもの=ダウンベスト
- 丈の長いもの=ダウンコート
と呼び分けられている形が基本。
(例外もあり)
市販品の形状傾向を見たい場合はこちら。
ダウンブルゾンとは?
[まずはじめに]
「ダウンブルゾン」の定義は多分正確に語れる人はほとんどいない他、
メーカーの解釈自体であいまいな部分もあり、以下のことが正解とは限りません。
なので、他のネット上のダウンブルゾン情報ページも併せて参考にしてみてください。
[ダウンブルゾン]
まずはじめに"ブルゾン"というもの自体は、
肌に密着したようなスリムなトップス商品とは違い、
全体的に膨らんだ雰囲気のデザインで、裾は基本的に何らかの形(リブやゴム)で絞られたアウター商品のこと。
そして、ブルゾン(blouson)という語句はフランス語で、
英訳するとジャンパーになるので、ジャンパーと同義語と扱ったとしてもそんなに問題ないようです。
(ただし、ブルゾンは重くて防水は低く秋冬もののイメージがあるのに対し、
ジャンパーはスタジャンをはじめとして軽くて全季節に対応していて防水性高めのイメージがある、といった違いはあり)
そして、ここからはメーカーごとに解釈が分かれるようで、
例えばユニクロのライバルの無印良品では
"ダウンジャケット"
という名称ではなく、ユニクロと全く同じようなシンプルなダウンジャケットを
"ダウンブルゾン"
として販売しており、無印良品的には2者は同じものとして解釈しているようです。
(なぜ、ダウンジャケットという名称で販売しないのかは不明)
一方、ダウンジャケットで有名なユニクロにも
ダウンジャケットとは別に「ダウンブルゾン」という商品が存在し、
2016年時点では1型のみなので一概には言えないものの、
「ブルゾン=裾を絞ってある」
というもともとの定義通り、裾や袖口がスタジャンやスカジャンなどのように
いわゆる「リブ」状になって絞られているものが
「ウルトラライトダウンリブブルゾン」
として販売されています。
なので、ユニクロの解釈としては、
ダウンジャケット=裾や袖口は絞られていない
ダウンブルゾン=裾や袖口が絞られている(閉まっている)
という風な感じのようです。
[その他の傾向]
楽天などでその他の傾向を分析してみると、
ダウンジャケットはユニクロに代表されるようにポケットが付いているくらいで
シンプルなものが基本であるのに対し、
ダウンブルゾンという名称で販売されているものは
- フードが付いている・・・・・これをダウンパーカと呼ぶメーカーもあり
- 刺繍が施されている
- デザインのディテールが凝っている
裾がリブ編みやゴムで閉まっているかについては商品によるものの、
主に上記のような傾向があり、全体的にいうと、
ブルゾンという商品自体がかなり高級なアウター商品であるとの同様に
ダウンジャケットの高級版というような扱いをしているブランドが多いようです。
ダウンプルオーバーとは?
「ダウンプルオーバー」
とはダウンジャケットなどと比べるとマイナーな商品ながら確かに存在する商品で、
「プルオーバー=被って着る」
という意味なので、前面がフルジップ式が基本のダウンジャケットやダウンブルゾンに対して、
前面が完全ノージップ(チャック)であったり、
胴体の上のほうだけジップ式になっていて、
両袖に袖を通し、最後にチャックを閉めて着るのではなく、
"被って着る"タイプのトレーナー系ダウントップスのこと。
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