【レザーの種類】 皮と革と毛皮の違い & なめし処理について
「皮」とは? 「毛皮」とは?、そして「革」とは?
■皮(生革)=
読み方は「かわ」or「ひ」
英語でいうと「skin(小型動物の場合)」もしくは「hide(大型動物の場合)」
動物から皮をはいだ、そのままの状態(なめす前)の皮のこと。
補足情報:
輸送のために一時処理をした状態の「原皮」と呼ばれる状態も
「皮」に分類される模様(こちらはまだ不確実な情報)。
■革=
読み方は「かわ」or「かく」
皮から毛を抜き、なめし処理をしたあとの「なめし革」のこと
■毛皮=
読み方は「けがわ」or「もうひ」
英語でいうと「fur」
皮から毛を抜かず、なめし加工をしたあとの皮のこと。
【革と毛皮の違い】
なめす前に皮の表面の毛を抜くか抜かないかの違い
関連用語
■皮革=
読み方は「ひかく」。
英語でいうとレザー(leather)。
「皮」と「革」を合わせて、「皮革」と分類される。
なお、毛皮も含まれるかどうかは不明。
■合成皮革=
合成樹脂を使って人工的に作り上げたレザー素材のこと
皮をなめす(なめし処理)とは?
「なめす」
とは、漢字で書くと「鞣す」というとても難しい漢字になる。
そのため、あまり漢字では表記されず、「なめす」と表記される場合が多い。
そして、「皮をなめす」という行為とは・・・・・
1. まず、動物の生皮から不要なタンパク質なとを取り除く。
2. そして、皮の腐敗を防ぐためにクロムなめし剤などの薬品による処理により、
耐熱性、耐水性、柔軟性などをもたせる
おおまかにいうと、この工程のこと。
この「なめす」という作業により、革(=なめし革)が出来上がる。
(皮から毛を抜かずになめした場合は「毛皮」になる)
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