分類
天然繊維 > 綿 > 綿織物 > チノクロス
チノ(チノクロス)とは? 定義・特徴・由来など
【意味・定義】
厚手の丈夫な綾織の綿布。
軍用服の素材としての使用が発祥。
生地の色は、カーキ、クリーム色(ベージュ)、グレイあたりが基本。
ホワイトも一部あり。
【特徴(チノを使用したチノパンツに関して)】
光沢感のあるものが多く、デニムパンツよりと比べると上品で高級感がある。
ダボダボ感の強いストリート風のパンツから、
スリムでややフォーマルな雰囲気のタイプまで現在では色々なタイプがある。
【原料】
「綿(コットン)100%」のタイプのほか、
ストレッチ性をもたせるため、ポリウレタンが何パーセントが入っているタイプも多い。
【名称の由来】
第一次世界大戦中に、アメリカの陸軍が軍服の素材として使用しており、
中国(china)から生地を購入していたことが語源と言われる。
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チノパンツ商品の使用素材パターン
「チノクロス=綿布」のため、
基本的に「綿100%」と「綿ほぼ100 + ポリウレタン(ストレッチ素材)」の2パターンで占められる。
- 綿100%
- 綿ほぼ100% + ポリウレタン少々(ストレッチ素材)
- △綿 + ポリエステル
- △綿 + ポリエステル + ポリウレタン少々
*化学繊維のポリエステルが混紡されているケースはまれ。
*ストレッチ素材(ポリウレタン)配合率は5%前後が基本。
チノ(チノクロス)を使用した主な衣料系商品とは?
- チノパンツ(チノパン) = 別名「チノーズ」
- チノハーフパンツ
- ブルゾン
【類似素材との違い】 デニム生地との違いとは?
チノクロス |
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デニム生地 |
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【チノパンツとデニムパンツの主な違い(一部例外あり)】
- チノパンツはややメンズ寄りの商品であるものの、デニムパンツは男女を問わない
- チノパンツは横にワイドで、ダボダボ・ゆったり感があるものが多いが、デニムパンツのほうが体にフィットしたデザインのものが多め
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