コードレーン(コード織り)
コードレーンとは?
簡単な一行説明=
縦方向に細かいウネが表れた、白と染色糸(主に白と青)の組み合わせによる細かいストライプ柄系の生地
詳しい説明
cordlane
「コードレーン」とは、
- たて糸= 先染めの細い染色糸と太く白い糸を交互に配置
- よこ糸= 細く白い糸
という糸の組み合わせにて、平織りで織られた縦方向のウネがある綿織物のことで、
白と染色糸の組み合わせのため、細かいストライプ柄状になるのが特徴。
別称は「コード織り」。
白と青の爽やかな組み合わせが中心ながら、白と別の色の組み合わせもあり。
"紐(ひも)"というような意味合いのcordが、
lane(小道)のように縦に表れるというのが名前の由来。
*もともとはどこかの企業の商標名だったという説あり。
コードレーン(コード織り)の特徴
- 平織りで織る
- 縦方向のウネがある・・・・・ウネがあり肌に完全に密着しないので夏向き
- ストライプ柄系の生地である
- レーンの幅は1mmくらいが基本のようです
- 白と青のストライプ柄になっているものが多い
- 白と青の組み合わせが多いので爽やかなイメージ(清涼感あり)
- デニム同様に先染め生地のため、色が落ちにくい
- ハリ感あり
- 主に夏向け
- ブロードより厚い生地・・・・・すべてがそうかは不明
コードレーン素材が用いられる主な製品
- テーラードジャケット
- スラックス
- シャツ
- ハーフパンツ
- 帽子
- スリッパ
- バッグ
主な使用繊維パターン
- 綿100%
- 綿 + ポリウレタン少々
- △レーヨン + ナイロン + 綿 + ポリウレタン・・・・・ストレッチ系素材
*綿100%がケースが大半。
*ポリウレタンとは伸縮性を高めるためのストレッチ素材。
コードレーンとデニムの違い
コードレーン以外の先染め綿織物というと「デニム生地」が有名であるものの、
コードレーンは平織りであるのに対しデニムは綾織りで斜めに線が表れる、
デニム(デニム商品)は春夏だけでなくすべての季節に対応する、
といったところあたりが主な違いと思われます。
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