ジャージ素材(ジャージー素材)
まずはじめに
ジャージ素材は、編み方・原料などにより細かく分類すると複雑で、完璧が説明が難しいため、
間違いのないように、このページは簡易説明ページとなっています。
ジャージ素材とは?
簡単な一行説明= 裁断して切り分けることにより1着分作れるくらいの広い面積をした、きめ細かいニット素材のこと。
詳しい説明
jersey
裁断していくつかのピースを作り、縫製することによって1着の商品が出来上がるくらいの、
面積の広い布状(反物という)になっている、プレーンなニット生地(素材)のこと。
例えばニットマフラー・ネックウォーマーなどのシンプルな商品のように、
粗く編んでそのまま商品として使われるのではなく、
裁断されて使用されることが前提の面積の広い素材で、裁断されてそれら数ピースを縫製し、
カットソーをはじめとした様々な商品が作られる。
基本的にはカジュアル商品やルームウエア系の素材であるものの、
テーラードジャケットといったフォーマル系商品にも使われるほか、
ココ・シャネルが考案したシャネルの「ジャージ素材ドレス」や、
ダイアン・フォン・ファステンバーグによる「ラップドレス」といった、
高級ブランドによるジャージ素材の商品もあり。
【ジャージという名称の由来】
イギリス海峡のジャージー島が発祥だからと言われる。
【ジャージ素材の主な特徴】
- 伸縮性が高い
- 柔らかい
- 通気性が良い
- 基本的にカジュアル系素材(一部フォーマル商品にも使われる)
- 着心地・履き心地がよくルームウェア素材に向く
- 粗いニット生地とは逆に織物のようにきめ細かい
- ニット生地だが織物的なので裁断・縫製がしやすい
シングルジャージーとダブルジャージー
こちらは工事中。
大まかに分類すると、
- シングルジャージ= 「平編み(メリヤス編み)」が基本
- ダブルジャージ= 「インターロック」「ミラノリブ」など
に分類される。
ジャージ素材を使用した主な商品
- カットソー商品(Tシャツ)
- スウェットシャツ(トレーナー)
- パーカー
- スカート
- ジャージワンピース
- ジャージパンツ(イージーパンツなど)
- ドレス(シャツドレスやラップドレス)
- ジャージテーラードジャケット
- バッグ
- コート
*基本的に春夏向けの薄手系の商品が多いものの、
冬にも対応した厚手のジャージ素材を使用したコートやトレーナーといった商品もあり。
*ニット生地であるものの、日本に市販品においてウール(毛糸)使用品はなかなか見つからない。
ジャージ素材の主な使用繊維パターン
- 綿100%
- 綿 + ポリエステル
- 綿 + ポリエステル + ポリウレタン
- レーヨン + キュプラ・・・・・この組み合わせだと光沢感のある生地ができる
- キュプラ + レーヨン+ ポリウレタン
- ポリエステル + レーヨン + ポリウレタン
- レーヨン + ポリエステル
- レーヨン + ナイロン
- 綿 + リヨセル(指定外繊維) + ポリエステル
- 綿 + ナイロン
*「綿(コットン)100%」か「綿 + ポリエステル」のパターンが多い。
その他、レーヨンを使用したタイプもよくある。
*ポリウレタンはあくまで伸縮性を増強するためのストレッチ素材。
スウェット素材(ジャージ素材とスウェット素材の違い) *一部工事中
スウェット素材とは、
汗(sweat)を吸収しやすい構造になっている綿ニット生地のこと。
基本的には、表側はジャージ素材のようにさらさらしたきめ細かい作りだが、
裏地は汗を吸い取りやすいように、タオル地のようになっている形が基本。
簡単に言うと「表地がジャージ生地 + 裏地がタオル生地」のような形。
ただし、実際に"スウェット"という商品名で販売されている
スウェットシャツ(トレーナー)などは、素材全体としては吸水性は高くても、
裏地が起毛されているとは限らない。
[特記事項]
*ジャージ素材、スウェット素材ともに定義があいまいな部分がありますため、
このパートはまだ少し工事中です。
今後、情報を追加したり少し修正させていただく場合があります。
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