リヨセル(指定外繊維)
分類
化学繊維 > 再生繊維 > リヨセル
リヨセルとは?
Lyocell
柔らかさや光沢感が特徴の再生繊維。
レーヨンと同じく、木材パルプ(セルロース繊維の集合体)が原料。
シャツ商品に柔らかさを加えたい場合に、
ポリエステルや綿に合わせて生地として使われるケースが多い模様。
紳士服、婦人服両方にて使用されている。
【指定外繊維とは?】
簡単に言うと、
素材欄での法律にて表示繊維名が決められていないマイナー繊維や新化学繊維のこと。
再生繊維の中では、メジャーなレーヨンやキュプラは指定繊維範囲内であるものの、
リヨセルは2015年時点では指定外繊維扱い。
【リヨセルとテンセル】
なお、素材欄に「テンセル」と書かれる場合があるものの、
これに関しては一般的な繊維の名称自体が「リヨセル」で、
某トップメーカーのブランド名が「テンセル」だという関係性のようです。
(まだ詳しいことは不明)
リヨセルの特徴
【リヨセルの主な特徴】
- 柔らかい
- 光沢感がある
その他は整理中
リヨセル繊維が使用される主な商品
- 各種シャツ
- ニット商品
- ワンピース
- スカート
- ストール
混紡される主な繊維
指定外繊維のため衣料品の素材欄には 「指定外繊維(リヨセル)」と書かれる。
ここでは、"指定外繊維"という表示は外します。
- 綿(コットン) + リヨセル・・・・・このパターンが多い
- 綿(コットン) + リヨセル + ポリウレタン・・・・・このケースも多い(伸縮性を加えるため)
- リヨセル+ ポリエステル
- リヨセル+ ポリエステル + ポリウレタン
- レーヨン + リヨセル
- リヨセル100%
- リヨセル + ポリウレタン
- レーヨン + ナイロン + リヨセル+ ポリウレタン
- リヨセル + ナイロン + ポリウレタン
*リヨセル100%商品はあまりなし
*ボトム商品にはストレッチ素材のポリウレタンが数パーセント混紡されるケースが特に多い。
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