ビエラ(ヴィエラ)
ビエラとは?
簡単な1行説明=
綿と毛50%くらいの比率の混紡糸で綾織りで織られて軽く起用された、薄手のフランネル系の織物
詳しい説明
viyella
「ビエラ」とは、
綿と毛50%くらい(正確には綿45%+毛55%)の比率の混紡糸にて綾織りで織られ、
軽く起用された、薄手のフランネル系の織物のこと。
(元々は英国のある会社の商標名)
ただし、実際には毛が混紡されたものはなかなか見当たらず、
綿100%の「綿ビエラ(コットンビエラ)」であるものしかなかなか見当たらず。
そして、楽天内の生地屋さんの記述などを参考にすると、
現代においては
「綿や毛製の、薄手で起毛されている綾織物 = ビエラ」
というような扱いであるようです。
ビエラの特徴
- 薄手・・・・・ここがポイント
- 軽く起毛されている・・・・・そんなに毛羽立った感じではない
- (本来は)綿と毛50%くらいずつで作られる・・・・・実際にはそうではない
- 綾織りで織られる(=綾織物の一種)
- 柔らかく暖かみがある
- 高級感あり
- 肌触りが良い
ビエラ素材を使用した主な製品
- 春夏向け衣料・・・・・薄手のため
- パジャマ
- ルームウェア
- 雑貨
- 小物
ビエラ生地の主な使用繊維パターン
楽天内の生地屋さんの生地の素材欄など参考
- 綿100%・・・・・「コットンビエラ(綿ビエラ)」
- 綿+ 麻
- 綿 + レーヨン
- 麻100%
- 綿 + レーヨン
- 綿 + キュプラ
- 綿 + 毛・・・・・本来の定義であるこのパターンはなかなか見当たらず
- ポリエステル + 毛
フランネルとの主な違い
[使用繊維]
基本的にフランネルは「毛織物」。
それに対して、「ビエラ」は本来は「綿織物と毛織物の中間」に位置するほか、
現代流通しているものは「綿100%」が多い。
(綿製のフランネルは「コットンフランネル」と呼び分けられる)
[織り方]
フランネルは平織り、もしくは綾織り。
そして対してビエラは綾織りであることが特徴。
*その他、生地の厚さに関しては、ビエラのほうが薄いということで間違いないと思いますが、
いまいちビエラの生地の薄さの傾向がわからないため、この点は情報整理中です。
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