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ヘリンボーン(生地・柄)

 

ヘリンボーン生地(素材)とは?

 
簡単な一行説明= V字or山型(見方によっては)が縦・横方向に延々と続く外観が特徴の織り方・織物。
 
 
 
詳しい説明
 
herring bone
 
「へリン・ボーン(へリングボーン)」とは、
 
herring=ニシン(魚の種類)
bone=骨
 
で直訳すると「ニシンの骨」という意味で、
 
右上がりに線が表れる「右綾」という綾織の織り方と、
右下がりに線が表れる「左綾」という綾織の織り方が横方向に交互で表れる
「杉綾」という綾織の一種である織り方で織られた織物のこと。
 
杉綾織り(杉綾織物)とも呼ばれる。
 
 
また、織物の分類としては基本的には羊毛などを使って作られる「毛織物」に分類されるものの、
実際には様々な繊維(糸)を使用した織物が存在する。
 
 
 
【特徴】
生地の表面に表れる右上がりの糸の線と右下がりの糸の線が横方向に交互に並ぶため、
「V字型」、また見方を変えると「山型」の糸の線が、延々と敷き詰められたような感じになる。
 
 
 
【ヘリンボーン生地の表面のおおまかな雰囲気】
 

 
 
 
 
【ヘリンボーンの名前の由来】
ニシンの骨(herring bone)と形が似ているため、"herring-bone"となったと言われる。
 
 
 
 
 

ヘリンボーン柄とは?

 
まず、ヘリンボーン生地のように連続して続く「V字(山型)」の柄がプリントされた商品や、
ヘリンボーン状のキルティング商品などが、「ヘリンボーン柄」の商品として販売されている。
 
 
その他、ヘリンボーン生地は、それ自体が柄物の生地であるように見えるためか、
プレーンなヘリンボーン生地商品に「ヘリンボーン」という商品名がつき、
商品説明文にて「ヘリンボーン柄を用いた」といった説明をされている商品も多数あり。
 
 
 
 
 
[追記]
 
 
*1色or2色(白糸×染色糸)の糸使いで作ったプレーンなヘリンボーン生地(素材)が、
厳密に「ヘリンボーン柄」と言えるのは今のところはっきりとは不明です。
特に1色のたて糸・よこ糸で作られたものは相当近づかないとヘリンボーン織りとはなかなかわからない。
("柄=模様"という意味・定義のため、2色使いの生地は多分定義内にあてはまると思います)
 
 
*1色or2色の糸のみを使ったプレーンなヘリンボーン生地ではなく、縦方向に数段ごとに色糸の色が変わり、
「赤糸×白糸、黒糸×白糸、白糸×白糸」が段々に並ぶ色使いをすることで作り上げたボーダー状の生地は、
ボーダー柄ともヘリンボーン柄とも言えるものの、こういった変化形の場合、どちらに該当するかは不明です。
(両方のケースが存在するようなので、どちらの柄として説明するかはメーカー次第である模様)
 
 
 
 

ヘリンボーン生地が使用される主な服飾系商品

 
特定の商品カテゴリではなく、様々な商品の生地として使用されている。
 

  • ストール
  • パンツ類
  • シャツ類
  • コート
  • ブランケット
  • バッグ
  • 帽子
  • ネクタイ

 
 

ヘリンボーン生地(素材)の主な使用繊維パターン

 

  • 綿100%
  • 綿 + 麻
  • 麻100%
  • 綿ほぼ100% + ポリウレタン少々
  • ポリエステル + 綿
  • ポリエステルほぼ100% + ポリウレタン少々
  • ポリエステル + レーヨン + ポリウレタン少々
  • 羊毛100%
  • アルパカ100%
  • 羊毛(ウール) + ポリエステル
  • アクリル100%
  • 綿 + アクリル

 
 
 
*基本的に毛織物であると言われているものの使用される繊維は様々。、
ただし、ネックウエアやブランケットなどは、毛を使った毛織物であるケースが多い。
 
 
*太い毛で作った毛織物のヘリンボーン生地は
「ヘリンボーンツイード」というツイードの一種に分類される場合もあり。
 
 
*ポリウレタンとは、伸縮性が低い繊維で作ったボトムス商品などにおいて、
伸縮性を増強するためにわずかに混紡されるストレッチ素材のこと。
 
 
 
 
 



 

 
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