ケミカルウォッシュとは?
chemical wash
「ケミカル(chemical)」とは"科学的"というような意味で、
化学薬品(ブリーチ剤)を軽石に染み込ませて洗う仕上げ(洗い加工)方法のことをいう。
不規則なマダラ模様が特徴。
同じように石を使う洗い加工方法の「ストーンウォッシュ」と比べて、
明確に特徴があり(まだらな雰囲気)、一目みただけで加工法がわかるような雰囲気がある。
ストーンウォッシュとは?
stone wash
「ストーンウォッシュ」とは、"石(stone)"という語句が入るように、
専用の石(軽石)とジーンズ(デニム生地)を一緒に洗うという仕上げ(洗い加工)のことをいう。
中古感(ヴィンテージ感)を出したりするために用いられる。
こちらはデニム生地(ジーンズ)だけではなく、
様々な生地にて洗い加工方法として採用されている。
ケミカルウォッシュほど一目見ただけでわかるような特徴はなし。
楽天で該当商品の実例画像をみる。
ジーンズ加工の会社・豊和株式会社チャンネル内のストーンウォッシュ紹介映像
ダメージ加工とは?
「ダメージ加工」とは、
ダメージ(damage)は"損傷"というような意味で、
生地のいずれの部分に穴をあけたり、横糸だけの損傷した生地のような状態にする加工のこと。
最もポピュラーでわかりやすいデニム生地(ジーンズ)の加工法。
豊和株式会社 ジーンズ - ダメージ加工の様子紹介映像
(この映像では、高速回転するスクリューに生地をくっつけて摩擦で損傷させるような形がとられています)
バーナー加工
このタイプは、マイナーなため今のところはっきりとしたことはわからないものの、
下記の豊和さんの加工法映像を見ても分かるように、
"バーナー"という文字通り、クリームブリュレのようにバーナーで生地を熱する加工法のようです。
楽天で該当商品を見る限り、バーナーで焼くことにより、
ところどころに色素が焦げたり(or蒸発)して白くなった箇所が出来た、
ケミカルウォッシュと違う独特な雰囲気となっています。
楽天でバーナー加工デニムの実例写真を見たい場合はこちらからどうぞ。
豊和株式会社 ジーンズ - バーナー加工
ヒゲ加工
はき古したジーンズのように、
くしゃくしゃ感・シワシワ感(横のシワ線)を人工的に作る加工のこと。
具体的な表面の雰囲気はモール内検索したりしてご確認ください。
豊和株式会社 ジーンズ - ヒゲ加工
ペンキ加工
雰囲気は映像でご確認ください。
豊和株式会社 ジーンズ - ペンキ加工
その他
- ブリーチアウト・・・・・ブリーチ(脱色・漂白)溶液にひたして生地を漂白する加工方法
- エコブリーチ(ぶどう糖脱色)・・・・・科学的なブリーチ剤は使わずに「ブドウ糖」を用いた脱色方法
- ワンウォッシュ・・・・・かたい糊(のり)を生地から抜いて生地を柔らかくする目的で一度だけ水(湯)洗いすること
- ロングストーンウォッシュ・・・・・豊和さんのHPによると長時間ストーンウォッシュすること
豊和株式会社HPではその他の色々な加工法も紹介されています。
(トップページから「技術加工」に進み、そこから「ジーンズ加工」に進んでください)
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