TSUTAYA書店創業者の増田宗昭はもともとファッションデザイナーを目指していた(賢三/一生を知り挫折)

 
 
TSUTAYAという日本最大級の書店チェーンを展開する
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)社の創業者で、
書店・出版業界の超大物である増田宗昭氏は、
最初から出版業界にいたわけではなく、
もともとはファッションデザイナー志望だったというエピソード。
 
 


 
 
大阪の平方出身の増田氏(1951年生まれ)は
同志社大学に通っていた1970年頃、
当時の「学生運動」の弊害で紛争がひどく、
ほとんどを授業が受けられなかった状態だったという。
 
そんな中、浜野安弘さんという人が書いた
「ファッション化社会 欲望の先取り」
という本に出会って大きな刺激を受け、
大半を占める女子学生に混じって服飾専門学校に通い出す。
 
そしてファッションデザイナーとして成功すべく
服飾の勉強を一生懸命続けていたが、その頃、

  • 三宅一生
  • 高田賢三

という圧倒的な才能の日本人デザイナーが世に登場し、
「この2人にはかなわない」
という事でデザイナーの道を断念。
(1973年、上記の2人はパリコレに参加はじめ、すぐに世界的デザイナーとなる)
 
同志社大学を卒業すると、前述の本で紹介されていた
「株式会社鈴屋」に就職し、
商業施設のプロデュースなどに従事。
 
そんな中で文化/ライフスタイル全体の総合プロデュースに興味を持ち出し、
鈴屋をやめて書店を経営し出し、
1985年にカルチュア・コンビニエンス・クラブを設立し、
「企画屋」として様々な事業を成功させてきた。
 
もともとの目標とはまったく違う分野で成功した彼ながら
服飾専門学校時代はかなり真剣に授業に臨み、
本気でファッションデザイナーを目指していたため、
実はかなり服作りに関する高度な専門技術/知識をもっている
 
 
 
 

 

 
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