お正月の「袋袋」に起源は三越(旧越後屋)にあり

 
 
売れなかった商品の都合の良い売り方という半面もある「福袋」ながら、
たくさんの商品が、セール価格を超える衝撃の安さで手に入るという魅力のある「福袋」は日本のお正月の代名詞となっている。
 
特にアパレル分野の福袋は需要が高く、
渋谷109の初売りに関する行列と福袋争奪戦の模様は毎年大きなニュースになる。
 
そんな「福袋」の販売を日本で初めて行ったのは、あの有名百貨店の源流となった呉服店で、時期的にもなんと江戸時代からスタートさせていたという話。
(300年以上の歴史!)
 
 
 


 
その百貨店とは三越百貨店。
 
三井高利という人物が1600年代後半に日本橋でスタートした
越後屋という呉服店は、ある時期から、今の福袋に相当する
「えびす袋」という生地の詰め合わせ系商品の販売をスタート。
 
三越は一部の上流階級ではなく、
当時の江戸に存在したたくさんの庶民層をターゲットにした中、
その「えびす袋」という詰め合わせ商品は大人気に。
 
 


 
諸説あり、江戸ではない地方の店が小規模にスタートしていたという可能性もあるが、
一般的な通説ではなく三越自体も福袋の起源はわが社ではないか?と主張しており、
三越日本橋本店は公式Twitterで、
「福袋は越後屋で販売されていたえびす袋が発祥だとも言われている」という公式ツイートをした事もあり。
 
 
 
証拠ツイート

 
 
 
実際には大阪など別の街で越後屋にさきがけて
福袋的な商品を販売していた業者が存在していた可能性もあるが、
越後屋は世界で初めて定価販売制を導入するなど
江戸時代当時から画期的なビジネスで成長してきた歴史を持つため、
噂通り、「福袋の元祖は三越」という可能性は高いかもしれない。
 
 
 
 

 

 
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