Supreme創業者はSTUSSY創業者の元部下
STUSSYとSupreme、
この2つのブランドは世界のストリートウェア市場の完全なライバルとして有名。
その2ブランドの創業者には、実はつながりがあったという話。
STUSSY創業者とは?
STUSSYの謎の創業者、
ショーン・ステューシーという男性は、
1980年にストリート系ではなくサーフブランドとして「STUSSY」を創業。
その後、独特なロゴをプリントしたTシャツなどが人気を博すようになり、
サーファーだけでなく、サーファーと文化が近いスケーターなどにも愛されるように、
次第にアメリカのストリート系ブランドの代表格へと進化していった。
SUPREME創業者とは?
一方、Supreme創業者で゛ショーン・ステューシーより世代が若い
ジェームス・ジェビア(アメリカ/イギリスのハーフ)は
ニューヨークで育ったのちわずかにイギリスに移住生活を経験したが
1年ほどしたまたニューヨークへ戻り、
19歳の頃からフリーマーケット出展などで生計を立てるようになる。
そこから発展して20代半ばだった1989年に
ニューヨークでUNION NYCという自分の店(ストリート系)をオープンし、
NYの若いスケーター達をターゲットとしてビジネスをスタート。
その店は繁盛する中でSTUSSYの取扱いが始まったほか
ショーンステューシーとのつながりができ、
店を経営する一方でSTUSSYでも働くようになった。
ショーンの引退によりSUPREMEを設立
STUSSYのスタッフとして活動していたジェビアながら
創業者のショーンは1990年代前半にビジネス界から電撃引退。
それにより、自分のブランドを立ち上げる事になり、
1994年にSupremeを立ち上げてニューヨークでのビジネスを開始。
そして、かつてのSTUSSY同様にTシャツからビジネスをスタートしたが、
STUSSY同様に印象的なロゴのTシャツが大ヒットし、
そこから発展してSupremeはSTUSSYを遥かに超える世界最高峰のストリート系ブランドへと発展していった。
日本においても1995年にストリートファッションブームが発生し、
2000年代後半までそのブームが続く中、
- STUSSY
- Supreme
はBAPE、ネイバーフッドなどの国内ブランドを除いた
海外ストリートブランドの2大ブランドとして
日本の若者の間でも絶大な人気を獲得するようになったが、
ビジネス的には完全なライバルとなる2つのブランドの創業者同士が
元上司/部下の関係であった事は、
創業者2人がほとんどメディアの取材を受けない事もあり、あまり知られていない。
ちなみにSTUSSYのビジネスから引退して
長くのんびりしたサーファー生活をおくっていたとされる
ショーン・ステューシーながら、
1980年代生まれの若いデザイナーから絶大にリスペクトされる中、
2019年にはストリート文化から大きな影響を受けてきた
DIOR MENデザイナーのキムジョーンズからのオファーで
アメリカで開催されるDIOR MENの大規模なショーの作品を
共同制作することになり、ショー会場に姿を見せて久しぶりに表舞台に姿を現した。
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