窮地のドムドムバーガーを救ったカリスマ主婦は元109ショップ店長

 
 
1970年に誕生した日本初のハンバーガーチェーン、
「ドムドムバーガー」は日本の若者層の洋食化が進む中、
ダイエーなどのフードコート出店攻勢で
1980年代まで

  • マクドナルド
  • ロッテリア
  • モスバーガー

と並ぶ巨大チェーンの一つとして繁栄していた。
一時は全国約400店舗を誇っていたほど。
 
しかし、1990年代前半に日本経済のバブル崩壊が起こり、
マクドナルドが大幅な価格破壊を実行してハンバーガーの
単価が下がったほかダイエーの衰退なども関係し、
特に特徴のないドムドムバーガーの人気は衰退していった。
 
しかし、2018年に社長に就任した、ある主婦の手腕により、
業績がV字回復して様々なメディアにドムドムバーガーの魅力が伝えられるようになった。
 
 
そんなV字回復の立役者は、もともと以外な場所で働いていた。
 


 
 
2018年にドムドムバーガーの社長に就任して以来、
マクドナルドなどの大手では扱われない
奇抜なハンバーガーを投入するなど、
常識にとらわれない積極的な商品展開をして
ドムドムを復活させた女性、藤崎忍さん
 
 
彼女は学校を出てからすぐに結婚して専業主婦になった関係で
就職を経験する事なく、穏やかな日々を過ごしていた。
 
しかし夫が病気で倒れて働けなくなり、
介護が必要になった状態の中、
アラフォー世代になって一家を支えるために働かなければならない事態に。
 
なんとか仕事を探す中、知人のコネで
10代後半のギャルの聖地として人気を博してきた
渋谷109内の若者向けセレクトショップにて店長として働く機会に恵まれた。
 
その109で2000年代半ばから自分の娘ほど年齢が離れた若者達と一緒に働く中、
様々な改革を行って5年の在籍期間の間に業績を大きく伸ばし、
眠っていた高い経営力を発揮。
 
 
その後、109で自分の店を持つ事を前提に勤めていたショップから離脱。
ただし、109とは超人気の館で、出店したいと思っていても待っている業者が多くてそんなにすぐに出店はできない状態。
 
 
そんな中、アルバイトとして居酒屋(小料理屋)で働いてみないか、
という話が舞い込み、2010年にその店で働きだした。
 
居酒屋で敏腕スタッフとして働く中、
その姿をみていた常連客(=ドムドム運営会社の重役)から能力の高さを見抜かれ、
「うちに来てメニュー開発を手伝ってほしい」
と懇願される。
 
 
介護を続けていた夫が2016年末に亡くなったのち
ドムドムからのオファーを受け入れて2017年に運営会社に入社。
 
そしてハンバーガーの新商品開発スタッフとして活躍。
 
2018年には、その活躍ぶりが認められてドムドム社の社長に就任。
 
殻がやわらかいカニをそのまま挟んだ
「丸ごと!!カニバーガー」
など、斬新な商品を次々にヒットさせ、
2021年にはテレビ東京系「ガイアの夜明け」で特集が組まれるまでに。
 
そんなキャリア0の元専業主婦社長は、
109ショップ店長時代にその高い経営能力をはぐくんだといわれる。
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
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