スポーツメーカーは靴系事業者のほうが売り上げが伸びやすい(その理由は?)
世界中のスポーツメーカーの売上ランキングをみていくと、
洋品系ではなく靴中心のメーカーが上位に居座っている傾向。
それは偶然に起きている事ではなく、ある理由があるという。
テレビ東京の「カンブリア宮殿」に出演した
MIZUNOの水野明人社長は自身の会社が買いに沈む
世界の中でのスポーツメーカー勢力図のパネルを見て
「靴発祥のメーカーが強い」と発言。
どういう意味なのかというと、
野球で言うならば
- グローブ
- バット
をはじめとする洋品は買い替えの必要がなく、
特にグローブは長く使い続ける事が推奨されるし、頑丈な革製なので簡単には壊れない。
一方、「スポーツシューズ」とは
布製のため脆(もろ)くて大きな負担もかかるため、あくまで「消耗品」に過ぎない。
そして、靴は消耗品のため短ければ3カ月や半年程度で
買い替えなければならず、靴系メーカーは見事にその恩恵を受ける。
それが用品系メーカーと比べて靴系メーカーが売上的に有利な理由になっているという。
実際に日本発祥のスポーツメーカーとして有名な2社
- ミズノ(洋品発祥/洋品に強い)
- アシックス(靴発祥/今もスポーツ靴に強い)
を比較すると、戦後創立のアシックスのほうが歴史が浅いにもかかわらず、
2022年度の売上高
- ミズノ 約2100億円
- アシックス 約4000億円
とアシックスがミズノの2倍近い売り上げを叩き出しており、
「スポーツメーカーは靴系の方が有利(売上を伸ばしやすい)」という水野社長さんの分析は確かなものと言えるだろう。
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