生涯未婚のココ・シャネルながら、実質的な息子/孫娘が存在する

 
 
世界一有名な女性デザイナーで、
オードリー・ヘップバーン同様に世界中の女性達の憧れの存在であるガブリエル・ココ・シャネル。
 
そんな彼女と言えば「生涯独身」として有名。
 
つまり、実の子孫(子供・孫)は存在しないとされるが、
実はそれに極めて近い存在の子孫は存在するという話。
 
 


 
ガブリエル(ココ)は1883年、行商人の父と洗濯婦として富裕層のために働く母のもとに生まれた。
この夫婦にはガブリエル(ココ)を含めて5人以上の子供がいたが、
ココが12歳の頃に母が亡くなると、ならずものの父は子供達を孤児院に預けたり養子に出したりして姿を消した。
 
子供達の行き場は幾つかに分かれたが、

  • 長女のジュリア
  • 次女のガブリエル

は共に孤児院に預けられ、そこで生活を共にした。
 
そんな姉のジュリアは若い頃に子供(アンドレ・パラス)を授かるも、息子が幼い頃に死去。
 
すると、ココは孤児となったジュリアの子供(ココの甥っ子)を引き取り、息子同様に可愛がった。
文献によっては「我が子として育てた」と記述されている例もあり。
 
さらにアンドレに娘が誕生すると喜んで自身の名(ガブリエル)を与え、
アンドレの娘は「ガブリエル・パラス・ラブリュニ」という名前に。
その実質的な孫娘の事も1971年に亡くなるまで可愛がった事も明らかになっている。
 
つまり、子育て経験のない女性とは違い、実は子育てを経験している。
 
 


 
悪女/性格の悪い女といったイメージが強く、
子供の事を可愛がる姿はあまり想像のつかない彼女ではあるが、
アンドレやラブリュニの事は溺愛していたと言われており、
世間のイメージとは違う「優しい母親」としての半面も持ち合わせていたようだ。
 
 
 
 

 

 
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