山本耀司を引退危機から救ったのは娘の山本里美

 
 
リーマンショック発生イヤーの翌年となる2009年、
秋にヨウジヤマモト(社)の経営難問題が明るみになり、
世界中で大きなニュースになった。
 
複数の情報によると
多忙な中で自身が経営を部下に任せすぎてきた事など、
ブランドが巨大化する中で(人気が下がったのではなく)
怠慢などが原因でそのような事態に見舞われてしまったと分析。
 
 
いずれにしても事業の存続が厳しい状況に追い込まれ、
ある時点では、経営再建の話を受け入れるのではなく
引退してすべてを終わらす事を考えていたという。
 
 

 
 
しかし、ある人物の叱咤により状況が反転。
 
落ち込んで引退を考えていた時、
娘である山本里美(Limi Feuデザイナー)から
「今辞めちゃダメ!もう一度リスタートして!」
と強く言われたという。
 
普段物静かなタイプの娘からこのように強く叱咤された彼は
心を入れ替え、従業員・取引先のためにも経営再建案を受け入れ、
経営を立て直して自身もキャリアを継続する事を決意。
 
 
その後、2010年代後半は好調が伝えられ、
過去最高益を記録した年まで発生するようになり、
事業は再び軌道に乗ったが、もし娘さんの叱咤がなかったとしたら
2009年をもって引退してブランド自体も亡くなっていた可能性があると考えると、ファンの人々は里美さんに深く感謝する必要があると言えるだろう。
 
 
 
 
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