ココ・シャネルが現代を生きていたら引退後にユニクロとコラボしていたかもしれない
高級ファッション界の最高峰といえばシャネル。
一方で低価格カジュアル界の最高峰と言えば日本のユニクロと言っても過言ではない。
そんなユニクロは2009年、自身の創業したブランドから去ったジルサンダーとコラボした
「+J」というプロジェクトを世界的に大ヒットさせ、全世界から一目置かれる存在に。
その勢いで、柳井正と似た思想の国内外デザイナーと次々に提携し、
世界一のカジュアルブランドにまで成長してきた。
そんなユニクロであるが、もしも伝説のデザイナー、ガブリエル・ココ・シャネルが現代を生きていたら
引退後にユニクロとコラボしていたかもしれないという話。
「ユニクロとシャネル」
一見すると実に対極的な存在であるように見え、実際に対極的な部分はあるが
総強者の思想やビジネススタイルに関しては似た点もあり。
「少品種大量生産」という姿勢
ユニクロは1990年代後半に原宿へ進出する際、格安のフリース(フリースジャケット)を大量生産・販売するという戦略で成功を収めた。
一方で、ココ・シャネルはコピーが難しいオートクチュール全盛期の1920年代、
「リトルブラックドレス」というコピーされるリスクも高い
シンプルで安価なドレスを大量生産して世界的にヒットさせた。
(両社とも、シンプルな商品をコピーされるという事を恐れない)
安価で義心地よい素材を活用
ユニクロが従来よ商品より大幅に安価で市場投入したフリースといえば
暖かさのほか着心地の良さも大きな特徴。
一方、ココ・シャネルは1910年代の大地次大戦期、
あまり衣料に取り入れられる事がなかった「ジャージ素材」を活用した
安価なジャージドレスを開発。
それは夫が戦争に出ていて力仕事をしなければならない当時のフランス人女性達に愛され、シャネルのその後の成功を決定づける存在になった。
シンプルな作風
ユニクロと言えば無駄を省いたシンプルな作風が特徴。
一方てココ・シャネルも一概には言えないものの
リトルブラックドレスなどを筆頭に、無駄を省いたシンプルなモノづくりを心情にしている。
シンプルな作風の世界的デザイナーというとジルサンダーが代名詞的な存在。
そして、激情家という点でもジル・サンダーとココ・シャネルは似た存在。
- 気難しいジル・サンダーを口説き落とし、ユニクロはコラボを実現させた実績を持つ事
- ユニクロ(柳井正)とココ・シャネルの思想・作風には似た点が幾つもある
- ココシャネルはお金持ちから資産提供を受けて、自由にビジネスを展開するのを得意としていた
こういった事を踏まえると、
もしココ・シャネルがジルサンダー同様に現代を生きる女性だった場合、
ユニクロ(ファーストリテイリング/柳井正)の思想に賛同し、
大規模なのか小規模なのかはわからないほか
ジルサンダー同様にユニクロ側との関係がぎくしゃくして長く続かない可能性も秘めるが、
コラボが実現していた可能性は十分にあったと言える。
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