Aマックイーンはコムデギャルソンのショーにランウェイモデルとして参加した事がある

 
 
世界的パリコレデザイナーの川久保玲は、
その高い能力とビジネスセンスに関して世界中のデザイナー達からリスペクトされている。
 
彼女はヴィヴィアン同様に反逆的な思想の持ち主で、
特に反逆的な思想をもつ若手デザイナーからは神のように扱われているところがあり、マルタン・マルジェラやリックオウエンス、アレキサンダー・マックイーンなどはその代表格。
 
その中で、コムデギャルソンのショーにランウェイモデルとして特別参加したデザイナーがいるという話。
 
 


 
 
それは英国史上最高ランクのデザイナーの1人、アレキサンダー・マックイーン。
 
1990年代前半にデビューした彼は瞬く間に世界中で注目の存在となり、
1996年にはジョン・ガリアーノの後継者として
26歳の若さで伝統あるパリコレブランド、GIVENCHYの新デザイナーに就任し、パリとロンドンを往復する多忙な生活を続けていた。
 
 
では、彼がコムデギャルソンのショーにモデルとして出演したのは、
「デザイナーになる前の時期(例えばもともとモデルをしていた)」
といったような話なのかと思いきやそうではなく、GIVENCHYのデザイナーとして既に世界的活躍をはじめていた1997年の事。
 
 
1997-1998秋冬のショーに関して川久保玲からのオファーを受けた彼は
ジバンシーのデザイナーとして最初のショーを開催した数日後
パリで開催されるコムデギャルソンのショーに
コムデギャルソンのキーカラーとしておなじみである「黒」のセーター、
チェック柄のパンツを履いてランウェイに登場。
 
 
ライバルとも言えるブランドのショーに
世界的デザイナーがモデルとして参加するという例は
歴史的にみてほぼ皆無の状態であり、
GIVENCHY/LVMH側はコムデギャルソンのショーに
モデルとして参加するのを辞めさせようとなんとか
彼を説得しに動いた事は予測されるが、
川久保玲の事を神のように慕うマックイーンはライバルブランドのショーにモデルとして参加してしまった。
 
 
もしかしたら、そういった事が原因でジバンシーのデザイナーを
解雇される可能性があるのにかかわらず、
マックイーンはコムデギャルソンのショーに出演したという事実は、
彼が本当にコムデギャルソンのファンで、
川久保玲の事を強くリスペクトしていた事の証と言えるだろう。
 
 


 
 
 
ランウェイ登場画像掲載サイト
https://www.anothermag.com/fashion-beauty/10954/when-alexander-mcqueen-turned-model-for-comme-des-garcons
その他、Twitter(X)などにも実際のランウェイ画像は拡散されています。
 
 

 

 
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