女優のマリサ・ベレンソンはエルザ・スキャパレリの孫
世界的女性モデル/女優、マリサ・ベレンソン(Marisa Berenson)。
1947年にアメリカのニューヨークで誕生した彼女は
16歳だった1960年代前半、世界的編集者であるダイアナ・ヴリーランドに発掘され、まずはファッションモデルとしてブレイク。
20代前半に突入した1970年代からは女優として活動しはじめ、
日本でも有名な「ベニスに死す」など多数の名作に出演し、
1973年には「キャバレー」という作品を通じてゴールデングローブ賞の助演女優賞にノミネートされるなど、女優としても大ブレイク。
そんな彼女は、服飾史にその名を残す偉大なデザイナーの孫であった。
そのデザイナーとは
- ココ・シャネルの最大のライバル
- 「ショッキングピンク」という色の開発者
などとして日本でも有名なイタリア出身女性、エルザ・スキャパレリ。
そのスキャパレリ(1890年生まれ)は
18歳の頃にロンドン在住のポーランド人男性と結婚し、
第一次世界大戦[1914-1918]中は欧州を離れてアメリカで過ごしていた中、
イヴォンヌ(通称=ゴゴ)という娘を授かった。
そのイヴォンヌの娘として第二次大戦後の1947年に誕生したのが、マリサ。
その祖母にあたるエルザ・スキャパレリはライバルのココ・シャネル同様に長生きし、孫のマリサがハイファッションモデルとして成功したのち女優として活躍しだした1972年まで生きており、1954年にデザイナー業を引退して静かな余生を過ごしていた頃、その活躍ぶりをさぞ喜んでいた事が予想される。
そんな孫のマリサは、21世紀に入ってからもベテラン大物女優として活躍し続けているが、
2014年に祖母・エルザが所有していた貴重な私物をオークションに出品して大きなニュースとなった。
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