スイス最高峰の腕時計メーカー「ROLEX」の創業地は英国で創業者はドイツ人

 
 
日本や世界では、ROLEXという腕時計ブランドは
腕時計王国・スイス系メーカーの最高峰というイメージを持たれていると言われる。
 
実際に拠点はスイスのジュネーブにあり、
現在もジュネーブの本社を研究・開発拠点としており、
製造拠点もスイス国内に置く、紛れもないスイス系腕時計メーカーながら、
その起源には意外な事実が２つある。
 
 

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まず一つ目は、スイスを代表するメーカーというイメージながら、
実はスイス発祥のメーカー(ブランド)ではないという事。
 
創業者のハンス・ウィルスドルフは、
スイスではなく1905年に英国のロンドンでロレックスの前身となるメーカーを設立。
 
その3年後、英国メーカーであった頃に「ROLEX」というブランド名を使用し始める。
 
その後、スイスのジュネーブへと拠点を移したのは1920年頃の事。
つまり、創業から約15年間は英国ブランドであったという歴史をもつ。
 
事業が軌道に乗り出したのはジュネーブ移転後の事、
という事もあり、もともと英国ブランドだった事を知らない人も多いと言われる。
 
 

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2つ目は、創業者はスイス人でもなく、英国人でもないという点。
 
ロレックス創業者のハンス・ウィルスドルフは
1881年にドイツで誕生したドイツ人。
(その後、国籍を変更している可能性はあり)
 
幼い頃に親を亡くした彼は若い頃に渡英して時計業界での成功を目指し始める。
そして、1905年に滞在先のロンドンでROLEXの前身メーカーを立ち上げた。
 
その後、生まれ育ったドイツに戻る事はなく、
腕時計大国のスイスへと拠点を移し、
外国人の彼はスイスでビジネスマンとして大成功をおさめた。
 
 

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ロレックスというスイスブランドに

• 英国
• ドイツ

という国が大きく関わっている事は、腕時計の知識が浅い人達の間であまり知られていない。