ココシャネルの長い人生の中で存在した女友達は一人だけ
20世紀前半から後半にかけて長く活躍した
フランス人女性デザイナー、ガブリエル・ココ・シャネルというと、その交遊録を通じて社交的なイメージがある傾向。
たしかに当時のパリにて活躍していた
- パブロ・ピカソ
- ジャン・コクトー
- サルバドール・ダリ
- イーゴリ・ストラヴィンスキー
- セルゲイ・ディアギレフ
をはじめとする有名アーティスト達と交友を楽しんでいたと言われる。
ただし性別を分析してみると、交友があったのは男性ばかり。
これが偶然だったのかというと、そうではない。
詳しい原因は不明ながらココは若い頃から
年の近い妹や、自身より年下の叔母とは仲良しだったものの
「私は女に対して友情のかけらも持っていない」と公言し、
親族以外の女とは決して仲良くする事はなかった。
そんなココながら生涯唯一の例外が存在。
それは「ミシア・セール」という約10歳年上のポーランド系フランス人(ユダヤ系)の女性アーティスト。
彼女は穏やかで慎ましい女性とは対照的に
ココ同様の激しい性格の女性で、それが例外的に心を許す要因の一つになった模様。
1919年に当時の恋人であるアーサー・ボーイ・カペルが事故で亡くなると
セールとその夫は、失意の底にあるココをイタリア旅行に連れ出し、ココを励ました。
滞在先のイタリアでココは穏やかな時を過ごし、心の傷を回復させる。
激情家同士のためケンカは絶えなかった模様ながら、
2人の友情はミシアが70代後半で亡くなる1950年まで続き、
ココはミシアの死を強く悲しんだと伝えられている。
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