アルマーニのミラコレに出ても実は快挙ではない?
日本のモデルが最新のミラノコレクションにおいて
アルマーニ社の
- ジョルジオ・アルマーニ
- エンポリオ・アルマーニ
のショーに出たり、
ある人物が過去にアルマーニのショーに出ていたという聞くと、日本のマスコミ・民衆は快挙としてかなり騒ぎたつ印象。
しかし、実はアルマーニのショーに出たという事はそんなに際立ってすごい事ではない。その理由は?
アルマーニというとGUCCI/PRADA/FENDIなどと並ぶミラノのトップブランド。
そしてミラノコレクションの主役の一つであるが、他のトップブランドとは明確に違う点が一つ。
それは、わずか一代でアルマーニ帝国を築き上げたジョルジオ氏は
ビジネスマンとしての能力も圧倒的かつシビアで、無駄な予算を使う事を極端に嫌う。
そのため、ミラノコレクションには
1本のギャラが100万円前後するような世界的な有名モデルをほとんど使わない。
スーパーモデルブーム全盛期において、
他のブランドのその名が流れに乗ってスーパーモデルをわんさか使うようになっても一貫して、自分達が良いと思う無名/中堅モデルばかりを使い、ショーの会場自体は大規模ながら、モデルのギャラに無駄なコストをかける事を避けてきた(特にレディース分野)。
そんな事情もあり、現地のモデル業界の人々の間において
「アルマーニは、ショーのランクとしてはそんなに高くない」
という共通認識があると言われる。
ショーのランク(モデルとして使われる事の難易度)としては
- GUCCI
- PRADA
- FENDI
- VERSACE
あたりのほうが明確に高く、
もしスーパーモデルの1人として起用された場合は快挙。
一方で地味なアルマーニのショーは出演価値がそれほど高いとは言えないものの、
ぶれる事なくショーのモデルギャラには無駄なコストをかけないという姿勢を貫く、
アルマーニ氏の明確なビジネスポリシーは一部で強くリスペクトされている。
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