GUCCIの売上高(年商)はケリング社全体の2/3近くの規模を占める
*タイトルの中にある"2/3"という数値は、2019年度の決算時点でのデータです。
20021年に創業100周年を迎えたブランド
「GUCCI(グッチ)」はイタリアだけでなく世界を代表するブランド。
1990年前後に経営危機を迎えた時期もあったが
- トム・フォード
- ドメニコ・デ・ソーレ
という2人の救世主によって業績が見事にV字回復し、
日本においてもヘビー愛好者がとても多い事で知られる。
そんなGUCCIはLVMHと並ぶ世界最大級の
ファッション/アクセサリー系企業集団であるケリングに属するが、
一体どれくらいの売り上げ規模を誇るのか気になっているファンも多いと言われる。
では、一体どれくらいの規模であるのかというと、
ケリンググループが公開する四半期ごと・1年ごとの決算情報を見ると一目瞭然。
具体的には、ケリング社が2020年に入って発表した
2019年度の通期決算データによると
ケリング社全体のう年間売上高は前年比約16%アップの158億ユーロ。
(1ユーロ=100円で計算すると日本円では約1.6兆円)
その158億ユーロというグループ全体の売上に対して
2019年度のGUCCI単体の売上高は約96億ユーロを記録しており、
何と一つのブランドだげで会社全体の過半数を超えて2/3近い売り上げ規模を誇っている。
- サンローラン(フランス系)
- バレンシアガ(スペイン系)
- ボッテガ・ヴぇネタ(イタリア系)
- アレキサンダー・マックイーン(イギリス系)
といったブランドもケリンググループに属するが、
それらの世界的ブランドの売り上げ規模を遥かに上回っており、
LVMHグループにおけるLouis Vuitton同様に、
グループにとっては絶対になくてはならないメインブランドの座に位置している。
グッチの収益の7%は日本での収益
日本人はフランス系高級ブランドと
イタリア系高級ブランドをこよなく愛する民族と言われる。
フランス系だとシャネルやヴィトンが特に強いが、
イタリア/ミラノ系だとGUCCIの人気が特に高く、
1964年にグッチにとっての初の海外直営店として日本の東京・銀座に
ブティックがオープンしてから国民に愛されてきた。
では、世界全体の売上(収益)の中で、
日本売り上げが全体のどれくらいを占めるのかというと、
世界には200前後というとてつもない数の国・地域がある中、
海外のニュース記事によると2020年頃の時点で、
全体の7%という極めて高い売上を占めている事が明らかになっている。
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