高田賢三は1980年代に映画監督デビューしている
北野武・小田和正をはじめとして、
エンタメ業界で大成功したのち映画監督デビューするケースはよくある話。
一方で、服飾デザイナーとして成功したのち、映画監督デビューするケースは稀有。
しかし、日本デザイナーの中に世界的に活躍してから映画監督デビューした人物が存在する。
それは、1970年代・1980年代における世界屈指のプレタポルテ系デザイナーの高田賢三。
1964年に渡仏したのちパリでの修行を開始した高田氏は
5年の下積み生活を経て1970年に自身の店「JUNGLE JAP」をオープンして本格的な活動を開始。
1973年からは「KENZO」ブランドでパリコレにデビューし、
わずか数年の間イヴサンローランやピエールカルダンなどと肩を並べる
世界屈指のプレタポルテ系デザイナーにまで成長した。
そんな中、1980年に第一回映画監督作品の製作にとりかかり、
1981年1月公開の「夢、夢のあと」という作品で映画監督デビューした。
詳しい内容は不明ながら
大手映画情報サイト「映画.com」内の作品情報
https://eiga.com/movie/67912/
によると、自身のコレクション舞台を映したファッション系ドキュメント映画ではなく、きちんとした脚本も存在するラブストーリー系の作品である模様。
高田氏はこの作品において、監督だけでなく
- 原案
- 企画
としても名を連ねている。
音楽は日本でも有名な世界的なバンド「ジャーニー」が手掛けており、
オリジナル・サウンドトラックは今でも市場に流通している。
Amazon:ジャーニー「夢、夢のあと」オリジナルサウンドトラック
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