主要パリコレブランドの創業当時の事業

 
 
主なパリコレブランドが、創業当初は一体どんな事をしていたのかをご紹介します。
 
 

HERMES(1837年創業)

馬に関連する「馬具」発祥。その後、バッグや繊維製品(衣料・スカーフ等)に事業領域を拡大

CHANEL(1910年創業)

帽子店としてスタート。

その後すぐ、衣料・香水事業に進出。大衆受けを狙った戦略が成功して一躍世界的ブランドに成長。

Christian Dior(1947年創業)

こちらは最初から衣料事業のブランド

Louis Vuitton(1854年創業)

旅行鞄(トランク)事業発祥。

プレタポルテ進出は1998年と、かなり遅い

LANVIN(1889年創業)

シャネル同様に帽子店としてスタート。

その後子供をもつジャンヌ・ランバンは子供服から衣料事業に進出し、婦人服・紳士服へと事業を拡大

Chloe(1952年)

立ち上げ当初から衣料系ブランド

NINA RICCI(1932年創業)

衣料事業発祥。その後、香水など事業を拡大

Celine(1945年)

子供靴の専門店としてスタート。

その後、オートクチュールの子供靴事業もスタートし、1960年代以降にバッグ・アクセサリー・衣料と事業を拡大させていった。

GIVENCHY(1952年創業)

衣料事業発祥。その直後、オードリー・ヘップバーンがきっかけでブレイク

VALENTINO(1960年創業)

衣料事業発祥

SAINT LAURENT(1961年頃に創業)

衣料事業発祥

KENZO(1970年)

衣料事業発祥。こちらは最初からオートクチュール部門をもたず、プレタポルテ専業

Patou(1914年創業)

創業者はジャン・パトゥ。オートクチュール(高級注文服)事業発祥

BALENCIGA(1917年創業)

スペイン生まれ。オートクチュール(高級注文服)事業発祥

LOEWE(1846年創業)

スペイン生まれ。皮革製品事業発祥

 
 
傾向としては、第二次大戦後に創業したブランドは、
オートクチュール全盛の中、衣料系ブランドとしてスタートした例が多い。
一方、それより前にスタートしたブランドは他の事業から
衣料やバッグ事業に進出していった例が目立つ。
 
 
 
[注記]
BALMAIN(1945年発祥)も衣料事業発祥でほぼ間違いないものの、
各公式メディアに正確な情報がないため、こちらは未確定です。
 
 
 


 
[参考文献]

  • 各ブランド公式サイトの「メゾンの歴史紹介」
  • 各ブランド公式SNS情報
  • LVMH公式サイトの各メゾン紹介
  • KERING公式サイトの各メゾン紹介

 
 
 
 

 

 
 
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