鎌倉シャツ(メーカーズシャツ鎌倉)創業者の貞末良雄氏はVANの主要スタッフだった

 
 
"鎌倉シャツ"ことメーカーズシャツ鎌倉は、
あのユニクロ(FR)の柳井正氏も絶賛する圧倒的な出来栄えの
ハイクオリティーなワイシャツを誰もが買いやすい価格で提供し続け、
日本のビジネスマンの間ではなくてはならない存在にまで成長しています。
2009年にはテレビ東京「カンブリア宮殿」に取り上げられ、
創業社長の貞末良雄氏(1940年生まれ)の存在は全国に知れ渡りました。
 
 


 
そんな貞末氏は1993年にメーカーズシャツ鎌倉(株)を立ち上げましたが、
その前は一体どんなキャリアを歩んできた人物なのかと言うと、
シニア世代の日本人男性なら誰でも知っていると言われる伝説のブランドの
スタッフだったという歴史をもつ。
 
そのブランドとは、日本におけるメンズファッション界の神様と言われてきた
石津謙介氏が1951年に立ち上げたVAN(ヴァンヂャケット)
 
千葉工業大学を卒業したのち1966年にVANのスタッフとなり、
全盛期を迎えていたVANにおいて
石津氏のもとで主要スタッフの一人として精力的に活動。
特にアイビールックのキーアイテムだった"ボタンダウンシャツ"は当時大ヒットしたと言われる。
 
しかし1970年代前半に起きたオイルショック後に
VANは怠慢な経営姿勢などを原因として突如失速し、
立て直しが効かないまま、1978年春に倒産してしまった。
 
その後、貞末氏も幾つかの企業を転々とする中、
師匠である石津氏のある言葉が頭に浮かび、
日本にてドレスシャツ専門店を作る事を決意。
 
そして、1993年にメーカーズシャツ鎌倉シャツを設立すると、
VANで経験した様々な成功体験や失敗体験、
そして天才・石津謙介からおそわってきた貴重な考え方をもとに事業を大成功させた。
 
 
 
ちなみに日本で事業を成功させた貞末氏は
鎌倉シャツのアメリカ・NYでの事業をスタートさせたが、
VAN&アイビールックのかつての定番アイテムだった
「ボタンダウンシャツ(BDシャツ)」
にて勝負を挑む事にし、そのクオリティの高さがニューヨーカー達に絶賛され、NY事業を軌道に乗せたという歴史をもつ。
 
 
 
 
 
 

 

 
 
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