モデルという職業の生みの親はシャルル・フレデリック・ウォルト

 
 
今では普通に存在するモデル(ファッションモデル)という職業は、
どんな事または誰がきっかけで出来たものなのか?
と疑問に思ってきたようなかた向けの情報です。
 
 


 
 
19世紀前半にイギリスで誕生した男性、
シャルル・フレデリック・ウォルト
Charles Frederic Worth
(母国英国での発音はチャールズ・フレデリック・ワース)
は、若い頃にフランス・パリへと移住し、
19世紀半ばから終盤にかけて現地で活躍した
"ファッションデザイナー"の草分け的な存在。
 
現地でまずは修業したのち独立し、
1850年代後半に独立すると、現在へとつながる
"オートクチュール"
というビジネスモデルの原型を作った。
(そのため、後世の人達の間では"オートクチュールの父"などと称されている)
 
そんなウォルトはオートクチュールを開発しただけでなく、
モデルという職業の原型を作ったという側面ももつ。
 
 


 
 
オートクチュールの仕組みとは、
デザイナー側が貴族など顧客のもとに出向くのではなく、
顧客側が店側に足を運ぶ形になるのが特徴の一つ。
 
そして、ウォルトは自分が考案したビジネスモデルの中で、
店にマネキン的な存在の女性を雇い、
サンプル品を動くマネキンとしてスタッフの女性に着てもらい
顧客に披露するという形をとった。
(一番最初は外部から人を雇うのではなく彼の妻が、その役を担った)
 
注文がとれたらサンプル品をもとに顧客に試着をしてもらい、
サイズの微調整を行っていって完成させる。
 
この行為が、同時に多数の人にサンプルをみてもらう小さなショーへと発展していく。
 
 
 
 

 

 
 
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