"クレジットカード"を日本で初めて発行したのは丸井

 
1931年に青井忠治氏(NHK青井実アナウンサーの祖父)が
東京都中野区で事業をスタートさせた「丸二商会」は、
創業間もなく「丸井」へと屋号を変え、
冬層を対象とした百貨店ビジネスとは一線を画す
"月賦販売(ローン販売)"
のシステムを武器に、中間所得層の人々などを味方につけて
昭和時代に小売りビジネスで大きな成長を遂げていった。
 


 
1950年代には東京で新店舗をオープンさせ、
一段とビジネス規模が大きくなっていく。
 
そんな中、1960年1月から丸井は、"月賦"という呼称を捨て、
月賦を"クレジット"という呼称に変更。
さらに2か月後の1960年3月には「クレジットカード」というものを発行。
 
これが日本で初めて誕生した「クレジットカード」で、
それ以降、丸井と言う会社は小売企業である一方で、
金融業という反面を持ち合わせる会社になっていった。
 
そして、若者向けのファッションビル事業と、
若者にとっては有り難いクレジットカードに関する売上を武器に
日本を代表する大企業へと成長していく事に成功。
 
 
そんな丸井と言う会社は昔から
「小売りの仮面をかぶった金融会社」
などと称されている。
 
 
 
 


 
[参考文献]
丸井グループ公式サイトの会社沿革
 
 

 

 
 
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