「Chloe」創業者はエジプト出身

 
 
パリを本拠とする高級服飾/宝飾系ブランドの大半の創業者は、
フランスまたは欧州各地の出身。
(イヴサンローランはアルジェリア出身ながら、サンローランが誕生した当時のアルジェリアはフランスの領地扱い)
 
そんな中、パリのトップブランドの中に一つ、遠方出身者によるブランドが存在。
 
 


 
それは、世界的に"パリのブランド"
というイメージしかないクロエ(Chloe)。
 
まずこのブランド名は創業者の名前ではなく、
「ダフニスとクロエ」というギリシャ神話に由来するもの。
 
 
創業者は、1921年にエジプト北端の地中海沿いの都市、
アレキサンドリアで誕生した
ギャビー・アギョン(Gaby Aghion)という女性。
(外見はフランス人と変わりない)
 
若くして幼馴染のレイモン・アギョンと結婚したギャビーは
第二次大戦終戦直後の1945年にパリへと移住。
 
そして、まだ30代前半であった1952年にChloeを立ち上げる。
 
その後、1960年代半ばにドイツ出身のカール・ラガーフェルドが
ブランドのクリエーションを取り仕切るようになってから急成長し、
1970年代からパリのトップブランドの座に君臨し続けてきた。
 
 
 
 
 

 

 
 
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