2020年にブッカー賞(世界的文学賞)を受賞したダグラス・スチュアートは元ファッションデザイナー

 
 
 
日本ではあまり認知度が高いとは言えないものの、
ブッカー賞(The Booker Prize)
という文学賞は、ノーベル文学賞などと並ぶ世界最高ランクの文学賞の一つとして世界的に有名。
 
賞には極めて高い権威があり、受賞者・受賞作品は一躍脚光を浴びる。
 
日系人のカズオイシグロも1989年にこの賞を受賞し、一気に世界的な評価が高まったと言われる。
 
 
 


 
 
そんなブッカー賞を、2020年に特異な経歴の作家のデビュー作が受賞したと話題となった。
 
スコットランドのグラスゴーを舞台とした
「Shuggie Bain」
というデビュー小説で、見事にブッカー賞を受賞した
ダグラス・スチュアート(Douglas Stuart)という人物は、
作家として苦節何十年の人生を歩んできたようなわけではなく、
もともとファッションデザイナーとしてバリバリ活躍していた人物。
 
英国・スコットランドで生まれ育った彼は、
スコットランドのテキスタイル系学校を1990年代後半にしたのち、
英国・イングランドのロンドンへと移住し、
数々の世界的ファッションデザイナーを輩出してきた
Royal College of Art
という名門専門学校に進む。
 
2000年の卒業後はアメリカに渡り、

  • カルバンクライン
  • ラルフローレン
  • GAP

といったアメリカを代表するファッションブランドで
20代前半から社内デザイナーとして活躍。
 
そんな中、長い時間をかけて書き上て発表したのが、
故郷を舞台とする受賞作の「Shuggie Bain」。
 
 
受賞が決まると、もともとアメリカの大物ファッションデザイナーであったという特異な経歴やデビュー作で見事にブッカー賞を受賞した事が世界中のメディアで大きく取り上げられた
 
 
 
 

 

 
 
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