ユニクロには昔「スポクロ」「ファミクロ」という派生業態があった
ファーストリテイリングは、
順調に世界一のアパレル製造/小売り(SPA)会社への道を
ひた走っているように思われているようなところがあると言われるが、
柳井氏が2003年に「一勝九敗」というタイトルの著書を出している通り、
実は小さな失敗をいくつもしている事で知られる。
失敗例として最も有名であるのは、
2000年代前半にユニクロブームが終焉してボロボロの状態の時に
スタートした「SKIP」という野菜販売事業。
この失敗は今でも語り草になっているが、
もう一つ1990年代後半にもある目立った失敗をしている事で有名。
それは、1997年から1998年かけて、
- スポクロ(スポーツ系衣料特化の業態)
- ファミクロ(ファミリーカジュアル特化の業態)
という2つの派生業態を立ち上げた。
しかし、これがまったくいかず、1年足らずで撤収を決意。
そして、例えば業態転換によりユニクロからスポクロになった店舗は
わずかな期間を経てスポクロからユニクロ店舗へと戻った。
[補足情報]
ファッションビルの丸井が"スクラップ&ビルド"の考え方で成功しているように、ファーストリテイリングも"ダメだったらすぐに撤収する(&次のチャレンジに時間・お金を使う)"という考え方を持っており、柳井氏はその素早い決断がFRが倒産しない秘訣だと語っている。
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