「戦メリ」のおける坂本龍一の役はもともと山本寛斎にオファーがきていた

 
 
 
1983年に公開された大島渚監督による映画
「戦場のメリー・クリスマス」
は、世界的ロックミュージシャンのデヴィッド・ボウイ(主役)や
日本のトップコメディアン、北野武などの超豪華な人々が
キャスティングされた事で日本・海外において大きな注目を集めた。
 
メインキャストの一人であるヨノイ陸軍大尉の役を、
演技経験のまったくない日本のトップミュージシャン、
坂本龍一が演じた事も大きな話題となる。
 
しかし、そのヨノイ陸軍大尉の役は大島渚氏の第一希望ではなかった。
 
 
 


 
 
では、映画における重要な役である
"ヨノイ陸軍大尉"
に関して、誰に対して出演オファーを出したのかというと、
デヴィッド・ボウイの衣装デザイナーとして
1970年代前半からボウイの躍進に大きく貢献してきた親友の世界的ファッションデザイナー、山本寛斎。
 
 
大島監督からの出演オファーを受けた寛斎であったが、
その当時は既にパリコレにおいてトップデザイナーとして活動し、
年2回のコレクション発表に注力していた中、
仕事を投げ出して長期の海外映画撮影ロケに向かう、
という事はどうしても不可能であったため、
盟友のボウイと映画という本業ではないフィールドで
共演するという話は残念ながら実現しなかった。
 
 


 
 
その後、大島渚は坂本龍一氏に直々にオファーを出して話がまとまり、
ヨノイ陸軍大尉役は坂本龍一氏が演じる事となった。
さらに映画の音楽まで手がける事に。
 
 
なお公開後、坂本隆一は英国アカデミー賞の作曲賞を受賞したほか、
俳優としても名声を得る。
 
そんなこの映画出演オファーに関して寛斎は度々メディアにて
"この映画に俳優として出演していたら、
その後の僕の人生は違ったものになっていたかもしれない"
といったような発言をしている。
 
 
 
 

 

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